スイングドアオペレーター設置に対する考え方

スイングドアオペレーターの設置を検討する際は、利用する本人または費用負担をする本人に一度ご確認ください。
たとえば、「祖父母のために設置しよう」と考えるのであれば、一度祖父母様にご確認いただきたいです。
このような確認が必要な理由について、今回はお伝えします。
使用しない本人による費用負担はトラブルの元
一番大切なことが、費用負担が誰で利用するのが誰か?という部分です。
過去に、次のような事例がありました。
一人で出歩くことが難しい方(Aさんとします)に介護士さんがついていました。
その介護士さんの負担を減らすためにスイングドアオペレーターを取り付けたいと相談があったのです。
しかし、その費用の負担は介護士さんではなく、Aさんだったのです。
弊社としては、そこで設置を進めるわけにはいかなったので、Aさん自身が一人で出歩くケースがあるのかを確認しました。
なぜなら、スイングドアオペレーターを設置することでAさん自身が楽になるのであればAさん負担で取り付ける意味があるからです。
しかし、反対にAさんが利用せずに介護士さんだけが利用するのであれば、Aさんが負担するのはおかしい話です。
このように「誰が使い、誰が費用負担するのか?」という点におかしな部分がある場合は、弊社では積極的に設置をおすすめしません。
スイングドアオペレーターの設置は必ず費用と利用者の確認を
スイングドアオペレーターを必要と考えていただけることは、弊社としてもとても嬉しいことです。
しかし、上記で解説した例のように費用負担と利用者が微妙に異なる場合は一度話し合いをしてください。
上記の例であれば、Aさんがそれでもつけたいと納得しているのであれば問題なく設置を進められます。
弊社としては、必要としている人へ適切に届けたい想いがありますから、そこまで必要でないと感じた場合は一度考え直していただくこともあります。
スイングドアオペレーターをつけて後悔したりトラブルになったりしないためにも、ぜひ今回お伝えした点について、設置前に相談してみてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。