「玄関も自動ドアにできることを知ってほしい」個人宅への普及を目指して
自動ドアというと、コンビニについているスライド自動ドア(引き戸)のものですよね。ブィーンって音がして、両側もしくは片側に開いていくやつです。町中いたるところについています。でも開き扉の自動ドアって、皆さん見たことありますか?私は、開き扉専門で自動化しているのでそういった扉があるとすぐに気が付きますが、それでも今まで約十年で、両手の指では余るくらいしか見ていません。ちなみに、私の取り付けた開き戸用自動ドアの数は、両手の指では全く足りませんけど 笑
目次
個人宅も自動ドアにできると知ってほしい!
なかなか知られていない個人宅の自動ドア化
自動ドア装置って、そもそも海外から入ってきたもので60年ほど前になります。その当時は開き扉用の自動ドアもありましたが、大手の自動ドアメーカーさんが、当時の日本は引き戸が多かったこともあり引き戸をメインに開発を進めていく中で、開き扉用の自動ドアは埋もれてしまいました。その後30年ほど前から、海外のメーカー数社が日本で販売を始め開き扉を広めるべく頑張ってきましたが、なかなか広まらなかったというのが現状です。特に昔は、自動にするというものはぜいたく品で、そんなものは人が頑張ればよいといったような風潮も広がらなかった原因なのかなーと私、個人的には思っています。スライドの自動ドアでさえ、店舗では当たり前に使用されていますが、個人宅に導入されているケースは私の知る限り、高級な住宅くらいです。実際に実物を見たことがあるのは、数件です。
このように、便利だから付けるといったものではないというイメージが強いのです。でも、私たちが勧めているのは、車椅子の方や高齢者で足腰が弱っている方のサポートになるという観点で進めています。これって特別なことでしょうか?現在の高齢化社会、今後若い人たちもみんな年を取ります。その時杖をついていつかもしれません。ショッピングカートをおして歩いているかもしれません。車椅子を利用していることだってあるかもしれないのです。要するに、特別なことではないんです。
コストも、10年前と比べてかなり下がっていますし、介護や障碍者の方などには助成金がでる可能性もあります。実際、助成金で満額支払し自己負担なしという方もいらっしゃいます。
玄関ドアが自動ドアになるということを、たくさんの方に知ってもらいたいです。
スイングドアオペレーターとの出会い
私がスイングドアオペレーターと出会ったのは、約十年前です。友人に頼まれて、技術サポートしてほしいということで、初めて開き扉用の自動ドアがあることを知りました。初めて見たときには、それはもう衝撃でした。もともと、エンジニアだった私にとって、最高のおもちゃでした(不謹慎ですね)でも、実際触るのが楽しくて、夢中でその仕様や内部構造、プログラムの内容などに関心を持ちそこから深みにはまっていったわけです。その時は、販売元の会社の業務委託としてお手伝いをしていた開けなのですが、あることがきっかけで、独立して販売代理店としてやっていこうと決めたのです。
そのあることとは、仙台のあるマンションに住むご家族からのご依頼で、スイングドアオペレーターの見積もりのため現地にお伺いしました。当時は、まだ安全性などについては機器の保証などについても販売元がとてもシビアに考えていたこともあって、見積もりは50~60万くらいだったと思います。
このご家族は、中学生の息子さんがいて、その息子さんが交通事故で半身不随になってしまい車椅子生活を余儀なくされてしまったとのことでした。その息子さんのために学校の近くのマンションを購入し引っ越ししてきたばかりの頃のことでした。私も建築業界の経験は浅かったので、わからなかったのですが、私たちのところに見積依頼が来るまでに、いろいろな業者を経由してきていたんです。そして、直接話が来た業者に見積もりを出すと、そこから順番に問い合わせ順に帰っていくんですね。そして、業者を一つ経由するごとに、その会社の利益分がのっかっていくわけです。結果、最終お客様に届いたお見積り金額は、150万円でした。当時は、助成金のことも知りませんでしたが、現在の最高額でもその半分強しか出ませんから、かなりの金額です。結局、そのお客様は、自動化をあきらめてしまいました。建築業界をどうこう言うつもりはありません。私も現在建築業会にいるわけですから、でも一番の罪は、スイングドアオペレーターが世の中に認知されていないことで起きたことなんです。その時に独立を決めました。小さいながら、自分の会社で、個人の皆様に適正な価格でこの便利なスイングドアオペレーターをお届けしたい。本当に必要な人に使ってもらうためにやっていこうと思ったことを今でもたまに思い出します。私の会社に直接問い合わせが来ていれば、きっと取り付けできたと思うんです。
ですから、この記事を読んだ皆さん、今はあなたに、必要ないかもしれません。でも必要になる時が来るかもしれません。あなた以外でも、ご家族や親せき、友人、知人にそんな場面が訪れるかもしれないのです。その時、このスイングドアオペレーターのことを知っていたら、教えてあげてほしいのです。
私たちシステムクリエーションは、個人宅の玄関に自動ドアをたくさん取り付けしたいと願っています。
玄関の自動ドア化の普及を目指して
ヒヤリングから助成金に至るまで徹底的にサポートいたします。
客様の自宅玄関に導入を検討される場合、まず私たちがご自宅にお伺いし玄関を拝見します。そしてどのように使いたいか、リモコンを使用するのか、鍵は電気錠化したいかなど、ご要望をお聞きしながらご提案いたします。そして、お見積りという流れです。
このお見積りまでの流れのほかに、賃貸の方の場合や助成金を使用される場合は、さらに別のお打合せがあります。賃貸の場合、オーナー様との交渉、そして、マンションの場合、管理組合の承認なおです。その際に必要な説明や資料のご用意も致します。ご要望なら私たちが同席しご説明いたします。
さらに助成金については、自治体により、給付される金額の限度額が異なりますしそもそも、補助具としてリストに入っていない機器でもあるため、説明なしに申請だけすると却下されてしまうケースもあります。そういったことを防ぐために、役所とのお話もサポートをいたしますので、気軽にご相談ください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。