各災害時の自動ドア対処法|地震・停電・台風など
自動ドアに限らず、ドアは外の影響を受けやすいです。
また、自動ドアは電力を使用しているため、災害の影響も受けます。
そこで、今回は災害時の自動ドア対処法を解説していきます。
災害が起こらないにこしたことはありませんが、いつ災害が起こってもパニックにならないよう、対処法を知っておきましょう。
目次
自動ドアが影響を受ける主な災害
自動ドアは、災害の影響を大きく受けます。
自動ドアに限らず、電力を使用しているものは、災害の影響が多いでしょう。
また、ドアは外の影響を大きく受けるため、台風や雪なども影響します。
主に影響を受ける災害は、以下の4つです。
- 地震
- 台風
- 停電
- 雪
とくに地震や台風は、日本の災害で多く起こります。
いざというときのために、対処法を覚えておきましょう。
地震
地震が起きた際は、手動で自動ドアを開閉するようにしましょう。
地震が起きると、故障やサッシの変形などにより、自動ドアが機能しなくなる可能性が高いためです。
地震が起きたら、まず焦らず冷静に自動ドアの電源を切って、手動で開けましょう。
ただし、もし自動ドアのサッシが変形していたり、ドアが脱輪している場合は、手動での開閉も危険です。
このような場合は、自動ドアを使わず、他の避難経路を探してください。
無理に自動ドアを使うことは、できるだけ避けた方が良いです。
台風
台風の際は、できるだけ自動ドアに近づかないでください。
大きな台風が直撃すると、自動ドアのガラスが割れてしまうことがあり、とても危険です。
また、台風の風で大きなものが運ばれてくると、自動ドアのセンサーが反応し勝手に開閉してしまうため、衝突や挟まれる危険性があります。
基本的には近づかずに台風がおさまるのを待ってください。
台風がおさまってから、周囲を片付けるようにしましょう。
大雨
大雨の際も注意してください。
台風と同時に大雨が降ってくることがあります。
大雨が降ると、自動ドアの隙間から浸水してしまうので、まずは浸水をせきとめるように「防水板」や「土のう」を使うと良いでしょう。
ただ、あまりにも浸水がひどい場合は、周囲にいると危険です。
雨がひどくなる前に対策しておくと良いでしょう。
停電
災害で停電になってしまった場合は、基本的に心配する必要がありません。
停電時には、「パニックオープン」という機能があります。
「パニックオープン」により、停電時には非常電源に切り替わり、ドアを開放状態にしてくれるので、閉じ込められる心配はありません。
停電時の対処法については、以下の記事でも解説しているので参考にしてください。
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雪
大雪が降った場合は、自動ドアが凍結し、開閉しなくなる恐れがあります。
自動ドアのレールはゴミがたまりやすい箇所であるため、その隙間に雪が入り込むことがあるのです。
雪が入り込み凍結してしまうと、自動ドアは開閉しなくなります。
もし凍結している場合は、お湯をかけて溶かしてください。
雪の多い地域の場合は、事前に不凍液を使用するのも良いでしょう。
また、自動ドアのレール部分だけではなく、センサーや鍵が凍結していないかもチェックしておいてください。
災害時の自動ドアトラブルを冷静に対処
自動ドアは電力を使用し、外の影響も受けるため、災害に強いとは言えません。
しかし、災害が起きたからといって、パニックにならないでください。
今回の記事を参考に、災害時の対処法を知っていれば、どんな場合でも冷静に対応できます。
基本的に閉じ込められることはないので、安心して良いでしょう。
どんな災害トラブルにおいても、一番危険なのはパニックに陥ることです。
対処法を覚えておき、いざというときのために活用してください。
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こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。