在宅介護で知っておきたい介護用品の知識
在宅介護が必要になると、介護用品を揃えなければいけません。
しかし、初めての在宅介護だと、どんなものを揃えるべきかどれ位お金がかかるのかわからないでしょう。
そこで今回は、在宅介護で必要なものや知っておくと便利な制度を解説します。
いざ在宅介護を始めるときに慌てないよう、事前に知っておきましょう。
目次
主な介護用品
介護用品は主に7つあります。
- 車椅子類
- ベッド類
- 歩行器類
- マットレス類
- 手すり類
- スロープ類
- 生活用品類
大きく分けて7つですが、さらに細かく分けるとかなりの数です。
在宅介護が始まるときに、すべて揃えるのはまず難しいでしょう。
手すりやスロープなど料金の高いものは後にして、まずはベッドや生活用品類を揃えていくと良いですね。
介護用品で悩みやすいベッド類
介護用品で悩みやすいのがベッドです。
介護のレベルによっては、電動ベッドが必要になります。
しかし、介護用電動ベッドは料金が高いです。
また、マットレス選びも、柔らかいマットレスが良いのか硬めのマットレスが良いのか、ひとつの悩みになってしまうでしょう。
おすすめは、背上げ機能のあるベッドで硬めのマットレス。
背上げ機能は起き上がりを手助けしてくれます。
マットレスは、柔らかいものだと体が沈み込んでしまい起き上がりの邪魔になってしまうので、硬めのマットレスが良いです。
ただし、大きな買い物になることは間違いないので、金銭的な負担になってしまうでしょう。
介護用品は介護保険が適用される
介護用品を準備する上で心配なのが、お金ではないでしょうか。
大きな家具類に毎日の生活用品など、在宅介護になると出費が多くなります。
そこで使えるのが、介護保険です。
介護用品は、介護保険が適用されるものがあります。
購入が控除される介護用品
購入が控除される介護用品は、特定福祉用具に指定されているものです。
また、特定福祉用具を利用できる対象者は、要支援1~2や要介護1~5の認定を受けた人が対象になります。
要介護認定を受けると、年間で10万円までの控除が可能。
年間で10万円なので、年度が更新されるたびに支給額がリセットされます。
控除される特定福祉用具は、ポータブルトイレなどの腰掛け便座や入浴補助用具などです。
ほかにも多くの介護用品に適用されるので、事前にチェックしておくと良いでしょう。
自宅のバリアフリー化にも補助金が適用される
在宅介護になった場合、自宅のバリアフリー化を検討する方もいるでしょう。
しかし、バリアフリーにする場合、多額の費用が必要となります。
費用が用意できないことが理由で、躊躇ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ただし、自宅のバリアフリー化は、補助金を申請することが可能です。
個人宅でお体の不自由な方がご使用される場合、住宅設備改善費の給付等「障害者対象の補助金」をご利用頂ける可能性があります。
補助金の額はお住まいの自治体によって異なりますが、給付金仕様事例として以下のようなケースがありました。
日常生活用具及び住宅設備改善費の申請
- 小規模改修……20万円
- 中規模改修……64万円
当社システムクリエーションでは、自宅ドアや開き戸の自動ドア化を行っていますが、自宅の自動ドア化も補助金申請が通る可能性があります。
補助金などの相談も受けているので、まずはお気軽にご相談ください。
在宅介護の知識を学んでおこう
在宅介護をする上で、介護用品や介護保険の知識は必須です。
なにも知らないまま在宅介護を続けてしまうと、精神的にも金銭的にも負担が大きくなる可能性があります。
介護に関する知識を学んでおくのは、要介護者・介護者、両者のためです。
在宅介護を続けていくために、しっかり知識をつけておきましょう。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
当社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。
また、 現在2020年12月現在、コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。