コラム

スイングドアオペレーターを取り付けたい!と強い想いのあった事例

スイングドアオペレーターの設置にあたって、補助制度の存在は大きな後押しになる一方で、「制度が通るかどうか」によって設置の判断を迷う方も少なくありません。

けれど私たちは、そうした制度の有無に左右されず、必要と感じたそのときに設置できるような選択肢も大切にしています。

今回は、2つの事例について解説します。

兵庫宅の事例

兵庫でスイングドアオペレーターの設置をご希望されたお宅がありました。

申請自体は試みたものの、結果としては制度が通らず、却下という判断が下されました。

実際の理由は役所側から本人へ伝えられたもので、「電動のものは不可」といった内容だったようです。

ですが、私たちから見れば、それは介護保険制度に紐づいた見解に近く、「本来なら対象外ではないのでは」と感じるケースでした。

ただし、制度が通らなかったからといって立ち止まるわけではありません。

ご本人も「制度が通っても通らなくてもつけたい」と強く希望されており、結果としては自己負担での導入となりました。

新宿宅の事例

新宿区に引っ越し予定の方からご依頼をいただきました。

引っ越し先には必ずスイングドアオペレーターをつけておきたいという強い意志を持っていらっしゃいました。

この方は、制度が通ればそれに越したことはないけれど、仮に間に合わなかったとしても「設置は必要」という姿勢を最初から明確にしていました。

現地調査を済ませたあと、ケアマネジャーが新宿区役所に強いパイプを持っていたこともあり、書類さえ整えば1週間ほどで承認が下りる可能性もある。そんな状況でも、「とにかく引っ越しに間に合わせたい」という思いが先に立っていました。

制度を待つより「必要な今」に応える

制度を待つより「必要な今」に応える

制度申請の可否には、役所ごとの判断や担当者の知識差も大きく影響します。

けれど、設置を望む方にとって本当に必要なのは、「そのときに使える状態であること」です。

制度の可否に左右されずに導入を決める方々を見ていると、私たちはあらためて「取り付けること自体が目的ではなく、暮らしの中で必要とされるタイミングを逃さないこと」が何より大切だと感じます。

もちろん、制度が活用できるよう最大限のサポートを行いますが、それだけが判断基準ではありません。

必要だと思ったそのときに、すぐに動ける選択を

申請が通るか、制度が使えるか、それは確かに大切な情報です。

けれど、「自分や家族にとって本当に必要なタイミング」が目の前にあるのであれば、その機会を逃してほしくはありません。

制度の有無に関係なく、「つけたい」「使いたい」という意思を持った方の力になれるよう、私たちは常に柔軟な姿勢で対応しています。

どんな状況でも、まずは一度ご相談ください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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