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自動ドアって安全?JADA(全国自動ドア協会)が定める自動ドア安全基準を解説

自動ドアって安全?JADA(全国自動ドア協会)が定める自動ドア安全基準を解説

自動ドアは、多くの人が使う場所に設置されています。

そのため、自動ドアによる事故を起こす可能性もあり、なかには不安に感じる方もいるでしょう。

しかし、自動ドアにはしっかりした安全基準があるのです。

今回の記事では、自動ドアの安全基準について解説します。

 

全国自動ドア協会の定める自動ドア安全基準

JADA

引用:JADA 全国自動ドア協会

自動ドアの安全基準は「JADA(全国自動ドア協会)」がガイドラインを発行しています。

JADA(全国自動ドア協会)は、自動ドアに関する技術や品質、安全性の向上を目的とした協会です。

 

協会は、会員相互の協力により、自動ドア全般に関する技術・品質及び安全性の向上を図り、自動ドアの健全な普及をもって社会に貢献することを目的とする。

引用:JADA 全国自動ドア協会

 

日本の自動ドアの安全基準を統括しているのが、JADAと考えて良いでしょう。

JADAが発行するガイドラインには、自動ドアの事故傾向や事故防止対策が記載されています。

 

開閉速度

自動ドアによる事故のひとつとして、「衝突」があります。

あまりにも開閉速度が遅かったり、速すぎたりすると、衝突の危険性があるため、注意するべき部分です。

JADAの安全基準ガイドラインでは、衝突を防ぐための開閉速度として記載されています。

  • オフィス・ビル等……開く速度:500mm/秒以下・閉まる速度:350mm/秒以下
  • 病院・公共施設等……開く速度:350mm/秒以下・閉まる速度:250mm/秒以下

上記の通り、建物によって開閉速度の安全基準は異なります。

たとえば、病院や公共施設は、高齢者の方や身体が不自由な方が多いため、開閉速度は比較的ゆっくりです。

このように、自動ドアの安全基準は、場所に合わせて作られています。

 

起動検出範囲

起動検出範囲とは、自動ドアに近づく人や物を検知する範囲です。

センサー式の自動ドアは、センサーにより開閉する仕組みになっており、その起動範囲も安全基準として定められています。

なぜ起動検出範囲が定められているかというと、起動検出範囲が狭いと、自動ドアの開閉に遅れが生じるためです。

自動ドアにギリギリ近づいてから開く形では、自動ドアへの衝突事故になりかねません。

起動検出範囲は、基本的に幅方向で左右150mm以上、進行方向でドア中心より1000mm以上と定められています。

起動検出範囲

 

幅方向では有効開口幅より左右各々150mm以上外部へ広がった寸法とします。進行方向の寸法はドア中心より1,000mm以上とします

引用:JADA 全国自動ドア協会

 

しかし、自動ドア周辺スペースがなく、上記の検出範囲確保できない場合は、代替処置が可能です。

 

閉速度を250mm/秒以下に設定することで代替処置とすることができます。ただし、この時も可能な限り広い検出範囲とすることが必要で、進行方向の検出範囲はドアの中心から500mm以上、幅方向の検出範囲は有効開口幅以上を確保しなければなりません。

引用:JADA 全国自動ドア協会

 

普段ストレスなく自動ドアを利用できるのは、ここまで細かく安全基準ガイドラインを定めているからです。

 

自動ドアは安全基準ガイドラインしたがって作られています

自動ドアは安全基準ガイドラインしたがって作られています

普段なんとなく利用している自動ドアですが、今回紹介したように、安全基準ガイドラインが設けられています。

自動ドアを利用するなかで、大きなストレスを感じたことはないのではないでしょうか。

それは、安全基準が緻密に計算されて作られているためです。

このように自動ドアの安全性は保たれています。

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

 当社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。

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また、 現在2021年4月現在、コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。

当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。

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こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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