介護・障害者向けの補助金・助成金に対する悩み
弊社のスイングドアオペレーターは、場合によって補助金・助成金を使えるケースがあります。
しかし残念ながら、すべてのケースに適用するわけではありません。
この点について、もう少し補助範囲が広がらないものか……と悔しい気持ちを抱くこともあります。
そこで今回は、どのような問題があるのか?についてお話します。
障害の範囲が定められている
個人的な考えでは、どのような障害をもつ方にも弊社のスイングドアオペレーターを利用してほしいと考えています。
ですので、どんな方にも補助金や助成金を使っていただければ……と思うのですが、そうはいきません。
弊社の扱うスイングドアオペレーターの場合は、知的障害は対象外になってしまいます。
身体障碍においても、片腕が動かなかったり耳が聞こえなかったりする場合には、障害手帳をもっていても、対象にはならないのです。
生活に苦労しているという点についてはどのような障害も変わらないので、対象内にならないのもか……と願うばかりです。
また、ご自身で歩けるかどうか?という点も関わってきます。
たとえば、「普段は車いすを使用しているけれど杖を使えば少し歩ける」といった場合に補助金がおりないケースがあります。
この差で補助金の対象が変わってしまうのは、疑問が残ります…。
介護保険の限界
介護関係の助成金では、介護保険があります。
この介護保険は、介護を受けている人が適用になるのですが、ここにも問題があり、住宅改装費には使えないのです。
さらに介護保険の上限は20万円で、電動のものも適用されません。
となると、手すりやスロープ程度にしか使えません……。
このあたりももう少し柔軟にならないものか……と思います。
スイングドアオペレーターをより使いやすいものにしたい
今回お話したように、補助金・助成金については悩ましいものがあります。
もう少し柔軟に使えるようになれば、もっとスイングドアオペレーターを取り付けたい人も増えるのではないかと思います。
しかし、私も独自で調べただけに過ぎないので、もしこのあたりに良いアイデアを持つ方、または私の認識が誤っているものがあれば教えてください。
より補助金・助成金への理解を深くして、なにか糸口を見つけたいと思います。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。