倉庫内作業を自動化する5つのシステム
倉庫内作業の自動化が進んでいます。
大手の企業であれば、倉庫内作業のほとんどを自動化しているでしょう。
では、「実際にどのようなシステムを使って自動化しているのか」について、今回は解説します。
倉庫内作業をよりスムーズに行うために、ぜひ参考にしてください。
目次
自動搬送ロボット
自動搬送ロボットは、ピッキングや仕分け、運搬などを行うロボットです。
これまで人が手作業で行っていた業務を、ロボットがすべて行ってくれます。
人件費の削減はもちろん、業務の効率化に繋がるシステムです。
自動搬送ロボットには、3つの種類があるので、以下でそれぞれを解説します。
自動搬送ロボット3つの種類
自動搬送ロボットには、以下の3種類あります。
- AGV(Automatic Guided Vehicle)……決められたルートを走行
- AMR(Autonomous Mobile Robot)……センサーやカメラの情報で人や障害物を感知
- GTP(Goods to Person)……該当商品のある棚を作業者の場所まで運搬する
それぞれのを導入すれば、人の手はほとんどかからない上に、安全に商品を運べます。
自動倉庫システム
自動倉庫システムとは、商品の入荷から出荷までの流れを自動化するシステムです。
入出荷情報を一元管理できるので、倉庫管理が楽になります。
ただし、導入コストは高額になりやすいので、事前に費用対効果を調べておきましょう。
また、導入するシステムによって異なるものの、最初は使い方に苦戦するかもしれません。
ピッキングシステム
ピッキングシステムは、ピッキング作業を効率化するためのシステムです。
物流倉庫においては、バーコードによる読取で、商品情報を自動集計します。
他にも、以下のような種類があります。
- デジタルピッキングシステム……デジタル表示を行う
- ボイスピッキングシステム……音声指示に従ってピッキングを行う
導入コストはどの種類を扱うかによって異なります。
倉庫管理システム
倉庫管理システムは(WMS:Warehouse Management System)と呼ばれるシステムです。
倉庫内の業務を一元管理し、効率化できます。
入出荷管理から在庫管理、棚卸管理まですべてを搭載。
倉庫内の情報はすべてリアルタイムで把握できるので、大幅にコストを削減できます。
また、賞味期限を管理できるタイプやECサイトに特化したシステムなどもあるので、取り扱う商品に合わせたシステム導入が可能です。
自動ドア
倉庫内作業をスムーズに行うには、自動ドアの設置も不可欠です。
たとえば、ロボットが倉庫から出入りする場合、ドアをなくすか自動ドアにしなければいけません。
自動ドアでの開閉が可能になれば、一つの倉庫だけではなく、いくつもの倉庫をロボットが出入りできるようになります。
ロボット導入で自動ドアをセットに考える企業はまだ少ないですが、大きな倉庫を管理する際は、自動ドアをセットで考えた方が良いでしょう。
倉庫内作業をより効率的に
倉庫内作業のほとんどは、自動化できる時代になりました。
システムで自動化できるようになれば、今よりも効率的に作業を進められるでしょう。
ただし、それぞれのシステム導入は高額なので、しっかり検討してから導入をすすめてください。
すべてのシステムを一気に導入する必要はないので、優先順位の高いものから導入していくと良いでしょう。
ぜひ、倉庫を必要とする企業は、今回の記事を参考に、自動化を検討してみてください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。
また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。