コラム

玄関ドアの凹み修理は自分でできる?補修方法や費用相場を解説

玄関ドアにできた凹みを見つけると、「このままでも大丈夫?」「修理が必要?」と不安になる方は多いでしょう。

結論から言うと、凹みの大きさや場所によっては放置できる場合もありますが、劣化や防犯性の低下につながるケースもあります。

この記事では、玄関ドアの凹みを放置した場合の影響、自分で修理できるかどうかの判断基準、DIY方法や業者依頼の目安までをわかりやすく解説します。

 

玄関ドアの凹みは修理しなくても大丈夫?

玄関ドアの凹みは、見た目だけの問題に思えるかもしれません。

しかし、放置することで住まい全体に思わぬ影響を及ぼす場合があります。

ここでは、修理せずに使い続けた場合に考えられる主なリスクを整理します。


見た目の劣化と住宅全体の印象への影響

玄関ドアの凹みは、住宅全体の印象を大きく左右します。

玄関は来客の目に最初に入る場所であり、凹みがあると古びた印象や管理不足の印象を与えがちです。

小さな凹みであっても、外壁やドアの色によっては目立ちやすく、資産価値の低下につながる可能性もあります。

 

凹みから劣化・サビが進行するリスク

金属製の玄関ドアでは、凹みによって塗装が傷つくと、その部分からサビが発生しやすくなります。

特に雨風にさらされる玄関ドアは、劣化の進行が早い傾向があります。

初期段階で対処しないと、凹みだけでなく腐食が広がり、修理費用が高額になることもあります。

 

防犯性・気密性が下がる可能性

凹みがドア枠や鍵周辺に及んでいる場合、防犯性や気密性が低下する恐れがあります。

わずかな変形でも、ドアの密閉性が損なわれ、すき間風や雨水の侵入につながることがあります。

安全面や快適性を考えると、放置はおすすめできません。

 

玄関ドアの凹みは自分で修理できる?

凹みを見つけたとき、「自分で直せるなら費用を抑えたい」と考える方も多いでしょう。

ただし、すべての凹みがDIYに向いているわけではありません。

ここでは、DIYが可能なケースと避けるべきケースを具体的に解説します。

 

DIYで対応できる凹みの条件とは

DIYで修理できるのは、表面がわずかにへこんでいる程度の軽度な凹みです。

塗装の剥がれが小さく、ドアの開閉や鍵の動作に影響がない場合は、自分で補修できる可能性があります。

ただし、あくまで見た目の改善が目的となります。

 

DIYでの修理が難しい・危険なケース

凹みが深い場合や、ドアの内部構造に影響している場合はDIYは不向きです。

無理に力を加えると、ドア全体が歪んだり、塗装が大きく剥がれたりする恐れがあります。

防犯性能に関わる部分の凹みも、専門業者に相談すべきです。

 

無理に直すことで悪化する例もある

自己判断で修理を行い、かえって状態を悪化させるケースも少なくありません。

パテの厚塗りや不適切な研磨によって、仕上がりが不自然になることもあります。

結果的に再修理や交換が必要になると、余計な費用がかかります。

 

玄関ドアの凹みをDIYで修理する方法

開き戸自動開閉装置の導入方法

軽度な凹みであれば、正しい手順と道具を使うことで目立たなくできる可能性があります。

ただし、方法を誤ると状態が悪化することもあります。

ここでは、代表的なDIY修理方法と注意点を紹介します。

 

軽度の凹みをパテで補修する方法

浅い凹みであれば、補修用パテを使って表面を整える方法があります。

凹み部分を清掃し、パテを薄く塗って乾燥させた後、研磨して平らに仕上げます。

その後、補修塗装を行うことで目立ちにくくなります。

 

吸盤・裏押しなどで戻せるケース

裏側から押せる構造のドアや、浅い凹みであれば吸盤を使って引き出せる場合があります。

ただし、力加減を誤ると塗装割れの原因になります。成功するかどうかは素材や凹みの状態によって異なります。

 

DIY修理に必要な道具と注意点

DIYには、パテ、ヘラ、サンドペーパー、補修塗料などが必要です。

作業時は周囲を養生し、換気にも注意してください。

また、仕上がりにこだわりすぎず、「目立たなくする」程度を目標にすることが失敗を防ぐポイントです。

 

玄関ドアの凹み修理を業者に依頼する場合

DIYが難しい凹みや、仕上がりを重視したい場合は、業者への依頼が現実的な選択肢です。

費用や対応内容はケースによって異なるため、判断材料を知っておくことが重要です。

 

修理費用の目安と内訳

業者による凹み修理の費用は、数万円程度からが一般的です。

凹みの大きさ、素材、塗装の有無によって費用は変動します。

現地調査を行い、補修内容を確認したうえで見積もりを取ることが重要です。

 

修理と交換、どちらを選ぶべきか

凹みが複数ある場合や、ドア自体が老朽化している場合は、修理より交換の方が適していることもあります。

長期的なコストや使い勝手を考慮し、修理で済ませるか交換するかを判断しましょう。

 

素材(アルミ・鋼板・木製)による対応の違い

アルミや鋼板製のドアは補修が可能なケースが多い一方、木製ドアは凹みの修復が難しい場合があります。

素材によって適切な補修方法が異なるため、専門知識のある業者への相談が安心です。

 

玄関ドアの凹みがあるなら見直したい「開閉のしやすさ」

玄関ドアに凹みがある場合、ドア全体の歪みが原因で開閉が重くなっていることがあります。

無理に使い続けると、ヒンジやドアクローザーにも負担がかかります。

修理や交換を検討する際は、見た目だけでなく、日々の開閉のしやすさもあわせて見直すことが大切です。

 

玄関ドアの凹みは状態を見極めて正しく対処しよう

玄関ドアの凹みは、軽度であればDIYで対処できる場合もありますが、放置すると劣化や安全面のリスクにつながります。

凹みの状態や素材を見極め、無理をせず適切な方法を選ぶことが重要です。

修理だけでなく、玄関ドア全体の使いやすさを見直すことで、より快適で安心な住まいにつながります。

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

 

弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。

電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。

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当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。

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こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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