車椅子のメンテナンス方法|都度チェックするべき部分
車椅子のメンテナンスをしっかり行っていますか?
車椅子は、都度メンテナンスが必要です。
車や自転車も、都度メンテナンスやチェックを行いますよね?
同じように、車椅子も整備が必要なのです。
今回は、どんな部分をチェックするべきか、車椅子のメンテナンス方法を解説します。
目次
車椅子のチェック方法
車椅子をチェックするのに、毎回細かく部位をチェックする必要はありません。
重要な部分や、ちょっとした動きから判断できます。
基本的には3つを中心に見てみてください。
- キャスター
- タイヤ
- ブレーキ
キャスターに糸くずが絡まってないか、タイヤは綺麗か、ブレーキはしっかり利くか?
この3点は簡単にチェックできるので、定期的に行うと良いでしょう。
また、動かした際に、変な音が聞こえたり、動きが鈍い場合は細かいチェックが必要になります。
「いつもとなにか違う」と感じたら、しっかりメンテナンスを行うようにしてください。
車椅子メンテナンスに欠かせない部分3つ
車椅子のなかで、主にメンテナンスを行う部分と、メンテナンス方法を解説します。
それぞれ、不具合がないか、必ず確認しましょう。
主な部分は3つです。
- ベアリング
- ネジ
- タイヤ
メンテナンスを怠ると、大きな事故の原因になる可能性があります。
自分でできる部分は、自分でメンテナンスを、自分でできない部分は、業者に整備を依頼しましょう。
ベアリングのメンテナンス
ベアリングは、外側を内側から掴み、内輪を動かすようにしてチェックします。
内輪を動かしたときに、ジャリっという音のような異音が聞こえた場合は、ベアリングに問題があるときです。
しかし、異音が聞こえたからといって、市販のオイルやグリスを塗ってはいけません。
市販のオイルやグリスを塗ると、ベアリングの摩擦に気づきにくくなってしまうのです。
ベアリングに異変を感じたら、交換することが適切といえるでしょう。
ネジのメンテナンス
車椅子を利用するなかで、グラつきを感じることがあれば、ネジがゆるんでいる可能性があります。
ネジがゆるんでいたり、錆びていれば、当然危険です。
見える部分だけでも良いので、定期的にネジを締めなおすと良いでしょう。
また、あまりにも錆が目立つ場合は、ネジを変えてください。
車椅子のネジは、ホームセンターで売られているので、ストックとしていくつか買っておくと良いでしょう。
タイヤのメンテナンス
タイヤのメンテナンスは、主にパンクのチェックや摩擦度合いのチェックです。
車椅子のタイヤは、自転車と同じようにできているので、自転車のタイヤをチェックする視点で見るとわかりやすいでしょう。
パンクしている場合は、チューブの取り替えを行います。
チューブは自分で取り替えることもできますが、比較的手間がかかるので、業者に依頼した方が良いかもしれません。
パンク修理であれば、自転車屋でも依頼できます。
不安のない車椅子生活を送るために
車椅子は頑丈に作られていますが、決して「壊れないもの」ではありません。
ブレーキやネジ、タイヤなど、長く使っていれば当然痛みます。
あまりにも長く使っている場合は、金属部分が金属疲労を起こしてしまう場合もあるので注意しましょう。
しかし、都度車椅子を買い替えるのは、現実的に難しいです。
そのため、定期的なチェック・メンテナンスを行いましょう。
車椅子のメンテナンスを行うのは、車椅子利用者の安心のためでもあります。
安心・安全に車椅子を使えるよう、こまめなメンテナンスを行ってください。
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執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。