コラム

室内用車椅子の選び方|室内用と外出用を用意するべき?

車椅子

車椅子生活になった際、車椅子は一つだけで良いと思っていませんか?

大きく分けると、室内用と外出用の2種類はあった方が良いです。

では、室内用はどんな車椅子を選ぶべきなのか?

室内用車椅子を選ぶポイントを解説します。

室内用車椅子は必要?

車椅子

車椅子は、室内用と外出用で分けた方が良いでしょう。

単純に、外出した車輪で室内に入るのは不衛生ですよね。

また、外出用ならパワーのあるもの、室内用ならコンパクトなものなど、室内と屋外では使い勝手も変わります。

決して安いものではないので、無理に2台購入する必要はありませんが、余裕があれば用意しておいた方が良いでしょう。

室内用車椅子の選び方

車椅子

室内用車椅子の選び方を解説します。

室内用と外出用で分けるなら、同じようなものを購入するのはもったいないです。

主なポイントは3つ。

  • 小回りが利く
  • 軽い
  • コンパクト

室内用車椅子を購入する際は、3つのポイントで選びましょう。

 

小回りが利く

室内用車椅子は、小回りが利くものを選んでください。

家のなかは広くないため、小回りが利くものでなければ動きにくいです。

リビングに入るドアやトイレなど、大きくカーブして入ることはできませんよね。

狭い廊下でも曲がりやすい小回りの利く車椅子なら、この問題は解消されます。

車輪も大きめの物ではなく、小さい物を選んでください。

小回りが利くだけで、家のなかでの生活が便利になります。

 

軽い

軽い車椅子を選ぶのは、介護者のストレス軽減になります。。

重量のあるものだと、床は痛みますし片付けも大変です。

少し車椅子を移動させるだけでも重労働になってしまうでしょう。

また、重いからといって引きずってしまうと、床にタイヤ痕がつく可能性もあります。

軽いものならば、床へのダメージも心配しなくて良いですし、片付けも簡単です。

介護者の負担を減らすためにも、軽い車椅子を選ぶようにしましょう。

 

コンパクト

室内用車椅子は、コンパクトに折りたためるものだと便利です。

普段使わないときに折りたたんでおけば、邪魔になりません。

また、折りたためるものなら、旅行の際などの持ち運びも便利です。

絶対的な条件ではありませんが、便利さを求めるなら、コンパクトに折りたためる車椅子を選ぶと良いでしょう。

 

自宅のバリアフリー化も検討してみましょう

介護

車椅子使用者が自宅に多くいる場合は、自宅のバリアフリー化も検討してみてください。

車椅子使用者は、自宅のありとあらゆる部分で不便さを感じています。

たとえば、電気のスイッチのON/OFFだけでも、車椅子に座っていると届かない場合があるのです。

他にはどんな部分が不便に感じるか、解説します。

 

段差

家のなかにあるちょっとした段差も、車椅子使用者からすれば不便な部分です。

ちょっとした段差でも、車椅子では超えられない場合があります。

とくにふすまがある家には、段差が多いです。

車椅子使用者がいる場合は、段差をなくしてあげることを検討してみてください。

 

階段

車椅子使用者にとって、階段はとても不便な場所です。

自力で歩けるならばまだ良いですが、完全に歩けない場合は、まず一人では上れません。

自力で歩ける場合でも、手すりなどがなければかなり辛いでしょう。

近年では階段だけ手すりをつける家庭も多くなっています。

階段だけであれば、そこまで費用はかかりません。

車椅子使用者がどうしても不便な場所だけ、手すりをつけてあげると良いでしょう。

 

ドアの開閉

意外と気づかないのが、ドアの開閉です。

ドアの開閉は、車椅子が邪魔になったり、そもそも開閉できないなどの不便さがあります。

横スライド式のドアなら良いですが、引き戸式のドアだと車椅子がぶつかってしまい、ドアを開けられません。

また、ドアノブが高い位置にあると、車椅子に座りながらだと届かない場合があります。

このようにドアの開閉は意外と不便なのです。

介護者ができるだけサポートしてあげるようにしてください。

 

車椅子使用者が室内で快適に過ごせるように

車椅子使用者が室内で快適に過ごせるように

車椅子使用者のために、室内用車椅子の購入やバリアフリー化を検討してみてください。

車椅子使用者が一番落ち着けるのは、やはり家のなかです。

一番落ち着ける家のなかでは、不便さを感じずに快適に過ごしたいでしょう。

費用がかかることなので絶対に必要ではありませんが、快適に生活してもらうために考えてみてください。

場合によっては助成金が出るので、助成金を活用するのも良いでしょう。

是非、あなたが考える形で車椅子使用者をサポートしてあげてください。

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

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電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。

また、 現在2021年1月現在、コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。

当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。

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こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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