物流倉庫の夏場の暑さ対策5選!熱中症に注意
物流倉庫は人の出入りが多いため、空調設備が上手く機能しません。
そのため、夏場などは、暑さで体力が削られてしまう原因になります。
そこで今回は、物流倉庫の夏の暑さ対策について解説します。
倉庫内を工夫して、スタッフの働きやすい空間を作りましょう。
目次
物流倉庫では熱中症に注意!
近年では、夏場の気温は毎年上昇しています。
そのため、熱気がこもりやすいような倉庫内では、熱中症にも注意しなければいけません。
熱中症対策としては、以下の方法をおすすめします。
- スタッフが自由に休める体制
- 個々で飲料を持っておく
- できるだけ空気を循環させる
- 涼しい環境を作る
熱中症は、最悪の場合、死に至る症状です。
倉庫を管理する側は、スタッフの体調を気遣った工夫を行いましょう。
物流倉庫の暑さ対策5選
物流倉庫で熱さ対策を行う方法として、以下5つをおすすめします。
- 業務用エアコンの設置
- 業務用扇風機の設置
- シーリングファンの設置
- スポットクーラーの設置
- 自動ドアの設置
それぞれの特徴や効果を、以下で解説します。
業務用エアコンの設置
まずは、業務用エアコンの設置を検討しましょう。
広い物流倉庫では、家庭用のエアコンでは満足に空気を冷やせないので、必ず業務用エアコンにしてください。
ただし、業務用エアコンも能力は様々です。
広い倉庫で弱い馬力のエアコンを設置しても意味がないので、必ず倉庫の広さに合った業務用エアコンを取り付けましょう。
業務用扇風機の設置
熱気が滞留しないように、業務用扇風機を設置しましょう。
業務用扇風機は、一般家庭で使われる扇風機よりも大型で、広い範囲に風を行き渡らせられます。
業務用エアコンと併用して使えば、涼しい空気を、より効率的に循環させられるでしょう。
シーリングファンの設置
シーリングファンとは、天井に取り付けられるタイプの扇風機です。
天井から風を送り込むので、倉庫内の空気を効率よく循環させられます。
また、シーリングファンの大きな特徴として、ランニングコストの安さがあります。
シーリングファンの電気代は1カ月約1,000円前後と言われているので、費用負担が少ないです。
上記で紹介した、業務用扇風機と合わせて設置する必要はないので、業務用扇風機かシーリングファン、どちらかを選ぶと良いでしょう。
スポットクーラーの設置
スポットクーラーは、文字通り、特定の場所を冷やすクーラーです。
倉庫内の温度を局所的に下げられるのでとくに高温多湿になりやすい場所に設置すると良いでしょう。
ただし、業務用エアコンのように倉庫全体を冷やすものではありません。
業務用エアコンの代替品としては使えないので、いずれにせよ、業務用エアコンを設置する必要はあります。
自動ドアの設置
物流倉庫内が暑くなってしまうゲインの一つとして、人の出入りの激しさがあります。
人の出入りが激しいと、ドアが開いたり閉まったり、場合によっては開けっ放しになってしまったりするため、涼しい空気が外に逃げてしまいます。
また、通常のドアは閉めていても空気が逃げやすいです。
そこで、自動ドアの設置を検討してみてください。
自動ドアであれば、開けっ放しになる心配はありませんし、密閉性もあるので、エアコンの涼しい空気を倉庫内に留めておけます。
現在業務用エアコンが設置されていて、効きが悪いなどの場合は、自動ドアを設置すると良いでしょう。
物流倉庫を快適に働ける場所に
物流倉庫は、ただでさえ人員不足が深刻な職場です。
その上、夏の暑さなどで身体的に負担を感じられてしまうと、どんどん離職率は増えてしまうでしょう。
そのため、物流倉庫は働きやすい環境を用意しなければいけません。
ぜひ自社倉庫をお持ちの企業は、今回の記事を参考に、夏場の暑さ対策を行ってください。
また、弊社では、通常の開き戸を自動ドア化する「スイングドアオペレーター」を取り扱っています。
現在設置されている開き戸に後付けで設置できるので、大規模な工事の必要はなく、費用も安価に抑えられます。
倉庫のような重量のあるドアにも取り付け可能なので、ぜひ業務改善の一つとしてご検討ください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
開き戸の自動ドア化に関して不明な点などがございましたら、お気軽にお問合せください。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。