倉庫や工場につけるシャッターの種類や価格
自社の倉庫や工場に、どのようなシャッターを選ぶべきかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、倉庫や工場に取り付けるシャッターの種類や価格について解説します。
これから倉庫や工場を建てる場合や、現状のシャッターを取り替えたいと考えている企業は、ぜひ参考にしてください。
目次
倉庫・工場に取り付けられるシャッターの種類と相場価格
倉庫や工場に取り付けられるシャッターの種類は、大きく分けて4つあります。
- ワイドシャッター
- 気密シャッター
- 防爆シャッター
- 高圧シャッター
それぞれの特徴や、相場価格について解説するので、自社の倉庫や工場に合ったシャッターを見つけてください。
ワイドシャッター
ワイドシャッターは、名前のとおり、大開口部に対応しているワイドなシャッターです。
棒か・防煙にも対応しているタイプがあり、安全性にも利便性にも優れています。
最大開口面積はメーカーによって異なるので、いくつかのメーカーのシャッターを確認してみましょう。
価格は、80万円~90万円ほどです。
気密シャッター
気密シャッターとは、文字通り、気密性の高さが特徴なシャッターです。
工場や倉庫内で発生したいおいを外部に漏らしたり、外からのほこりや風の侵入を防いだりします。
なかにはビニール製の通行しやすいシャッターもあります。
その他、防炎、静電、防虫などの効果があるシャッターも展開されているので、いくつかの気密シャッターを確認してみてください。
価格は、小型のものであれば30万円ほどです。
防爆シャッター
防爆シャッターは、石油化学、化学合成を扱う工場などでの爆発を防ぐためのシャッターです。
石油化学、化学合成を扱う工場では、静電気が原因で爆発する可能性があるため、通常の電気シャッターは使えません。
防爆シャッターは、発火を防ぐシャッターである上に、万が一爆発したとしても外部への誘爆を防ぐ耐圧性があります。
防爆シャッターの価格は、大きさや爆発のレベルによって異なるのでメーカーでご確認ください。
高圧シャッター
高圧シャッターは、文字通り開閉速度の速いシャッターです。
開閉速度は、一般的なシャッターに比べて3倍から5倍と言われています。
主に、安全性の高さが求められる工場や空調管理が大事な倉庫、工場などに設置されるシャッターです。
価格は、大きさによって異なりますが、50万円から100万円が相場になります。
倉庫や工場のシャッターに困ったら主要メーカーから選ぶ
まずは、倉庫や工場に取り付けるシャッターをメインにしている主要メーカーの特徴について解説します。
いざシャッター選びに悩んだ際は、以下のメーカーを選んでおけば、間違いありません。
有名なメーカーとしては、以下の4つがあります。
- 三和シャッター工業株式会社…店舗・工場・倉庫のシャッターをメインに取り扱っているメーカー
- 小俣シャッター工業株式会社…重量シャッターに強いメーカー。防火性能にも優れている
- 小松電機産業株式会社…機密シャッターが人気のメーカー
- UNIFLOW…高速・安全・長寿命で人気のメーカー
いずれも特徴的なシャッターを取り扱っているので、ぜひシャッターを取り付ける際の参考にしてください。
倉庫・工場はシャッターやドアが重要
倉庫や工場では、シャッターやドアなどから見ていきましょう。
倉庫や工場の中も重要ですが、シャッターやドアは、車両や人が最も通る部分です。
例えば、開閉まで時間がかかれば業務効率は低下してしまいますし、気密性が低ければ冬や夏場の空調が効きづらく、働きにくい環境になってしまいます。
今回紹介したように、シャッターと一重に言っても様々な特徴を持つタイプがあるので、ぜひ参考にしてください。
また、弊社システムクリエーションでは、開き戸を自動ドア化する「スイングドアオペレーター」を取り扱っています。
ドアを自動ドアにすることで、気密性を保ったり、出入りの利便性を向上させたりできます。
現在取り付けてあるドアに後付けで取り付けられるので、大規模な工事の必要はありません。
ぜひシャッターの取り替えや設置と同時に、自動ドアの導入もご検討ください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
開き戸の自動ドア化に関して不明な点などがございましたら、お気軽にお問合せください。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。