物流倉庫の事故防止対策9選
物流倉庫は、多くの従業員が作業したりフォークリフトが通ったり、高いところに荷物があったりと、事故が起こりやすい場所です。
そのため、物流倉庫で働く従業員はもちろん、オーナーも事故防止のための対策を考えなければいけません。
そこで今回は、物流倉庫の事故防止対策を紹介します。
物流倉庫でよくある事故については、以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
物流倉庫で発生しやすい事故を予防するための対策ポイント
目次
物流倉庫の事故防止対策
物流倉庫の事故防止対策は、特別に大きな変化を必要としません。
普段行っている作業に+αするだけで、倉庫内の事故を減らせます。
以下では、少し注意するだけの防止対策から、機器や設備を使った防止対策まで紹介するので、参考にしてください。
倉庫内の整理整頓
まずは、倉庫内の整理整頓をしっかり行ってください。
倉庫内が整理されていないと、事故が起きる可能性が高くなります。
例えば、高い所から荷物がおちたり、落ちている荷物に足をひっかけて転んでしまうなど、小さなミスで大きな怪我に繋がる危険性があります。
また、避難通路などに荷物が置いてあると、いざというときに大惨事に繋がるリスクがあるので、必ず定期的に整理を行いましょう。
作業員同士の注意喚起
人と人がぶつかるなどの事故を防ぐためには、作業員同士の声かけが重要です。
声かけができていなかったために事故に発展しまうケースもあります。
出会いがしらの衝突事故などを防ぐために、必ず声かけや注意喚起を徹底してください。
棚や機器の固定
棚や大きな機器は、地震などに備えてしっかり固定しましょう。
棚自体の転倒、機器の衝突などを防げます。
とくに大きな荷物や機器は、人に衝突すると大きな怪我に繋がる可能性があるので、注意してください。
フォークリフトの導線を決める
倉庫内でフォークリフトを使う場合は、フォークリフトの導線を決定し、共有しておきましょう。
通路を事前に決めておけば、フォークリフトと人との衝突を防げます。
通路に入らないようにするなどのルールも徹底しておきましょう。
適切に機器を扱う
倉庫内で使う設備や道具、機械などは、適切に扱いましょう。
例えば、フォークリフトの場合、許容荷重を超えて荷物を積み込んだり、ツメ部分に作業員を乗せたりするケースがあります。
このような誤った機械の使い方が大きな事故を生むので、誤った使い方をしないように呼びかけしましょう。
倉庫内危険発見アプリの利用
昨今注目されているのが、倉庫内危険発見アプリの利用です。
倉庫内危険発見アプリは、スマートフォンやタブレットのカメラ機能を使い、作業現場の危険を発見してくれます。
倉庫内をカメラで写しながら探索すると、危険が潜在してくれる場所を教えてくれるので、事故の予防に活用できるでしょう。
RFIDの導入
RFIDとは、ICタグと専用のリーダーを使って無線でやり取りを行う技術です。
使い方はアイデア次第ですが、RFIDを高所で保管する荷物につければ、その場所に何がいくつあるかを確認できるので、転落事故防止に繋がります。
ロボットの導入
人と人との接触事故などを避けるには、ロボットの導入も検討してみましょう。
人を極力減らせば、それだけヒューマンエラーなどは起きにくくなります。
人ならではのうっかりした事故も減らせますし、作業の効率化にも繋がります。
自動ドアの導入
人と人との衝突事故を減らす対策として、自動ドアの設置も検討してみてください。
人と人とが衝突する大きな理由は、出入り口部分にドアがついていないケースがほとんどです。
そのため、急いで動いている人同士が、出会い頭にぶつかってしまいます。
もちろん、自動ドアでなく通常のドアでも良いですが、通常のドアでは開けた場所に人がいたときにぶつかってしまいます。
自動ドアであれば、ドアにぶつかるような事故も起きません。
一つひとつの工夫で事故を防止しましょう
物流倉庫の事故は、一つひとつを気を付ければ減らせます。
事故のほとんどは、人によるうっかりが原因なので、一人ひとりが気を付けて行動することが大事です。
今回紹介したすべてを実施する必要はありませんが、実施する項目が多ければ多いほど、倉庫での事故を減らせます。
ぜひ今回の記事を参考に、安全な倉庫環境を整えてください。
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こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。