コラム

物流倉庫で発生しやすい事故を予防するための対策ポイント

物流倉庫で発生しやすい事故を予防するための対策ポイント

物流倉庫では、多くの荷物や人が行き交い場所であるため、事故が発生しやすい場所です。

物流倉庫はただでさえ人員不足と言われているので、事故によって従業員が業務をできなくなるのは大きなデメリットになるでしょう。

そこで今回は、物流事故で発生しやすい事故と対策について解説します。

 

物流倉庫で発生しやすい事故

物流倉庫で発生しやすい事故

物流倉庫での事故で注意したいのは「ヒヤリハット」と呼ばれる事故です。

ヒヤリハットというのは「重大な事故にはならなかったものの、そうなってもおかしくなかった状況」を指します。

以下の事故も、ヒヤリハットの一つと言えるでしょう。

  • 転倒
  • 転落
  • フォークリフトによる事故
  • 荷物の落下
  • 人との接触

それぞれがどのような重大な事故につながってしまうのか、解説します。

 

転倒

バタバタと動いている物流倉庫のなかで、うっかり事故につながってしまいやすいのが、転倒です。

大きな荷物を抱えていたり、足元に荷物を置いていたりすると、転倒の原因になります。

最悪の場合、骨折する可能性もあるので注意しなければいけません。

 

転落

物流倉庫では、高い場所での作業も発生します。

そのときに起きやすいのが、転落です。

フォークリフトのパレットから落ちてしまうケースがよくあります。

それほど高い場所でなくとも、落ち方によっては大きな事故になってしまうでしょう。

 

フォークリフトによる事故

物流倉庫で最も気を付けなければいけないのが、フォークリフトによる事故です。

フォークリフト同士でぶつかったり、フォークリフトと人とでぶつかったりするととても危険です。

フォークリフトと人とでぶつかった場合、最悪命の危険もあります。

 

荷物の落下

高いところに荷物を保管している場合は、荷物の落下に注意しましょう。

高いところにある荷物は、棚に人がぶつかるだけでも落ちてくることがあります。

荷物が落ちるだけならまだしも、歩いている人に当たれば事故につながります。

当たり所が悪ければ、命の危険性もあるので、注意するべきです。

 

人との接触

単純に、人と人とがぶつかってしまう事故もあります。

荷物を持っていて前が見えない状態で歩いていたり、バタバタと動いていて出入口で出会いがしらにぶつかってしまったり、意外と多い事故です。

最悪の場合、ぶつかった両者ともケガをしてしまう可能性があります。

 

簡単にできる物流倉庫の事故対策

簡単にできる物流倉庫の事故対策

物流倉庫の事故対策は、従業員同士のちょっとした工夫で改善できます。

機器の導入などで改善する方法もありますが、機器を導入するとなると、活用までに時間がかかります。

そこで以下では、簡単にできる事故対策を3つ紹介するので、ぜひすぐにでも実施してみてください。

 

声掛けの徹底

物流倉庫での接触事故対策として、声かけを心がけましょう。

一人ひとりが行動する際に声かけを徹底すれば、接触事故は避けられます。

 

倉庫の整理整頓

倉庫の整理整頓をするだけでも、事故防止に繋がります。

倉庫内は、必要な荷物とそうでないもの、頻繁に使うものとそうでないものに分けられるはずです。

つまずきや落下などの対策として、倉庫内を一度整理してみましょう。

 

自動ドアの設置

出会いがしらの人と人との衝突事故は、自動ドアの設置で防げます。

単純にドアを設置するだけでも衝突事故は防げますが、通常のドアだと、挟まり事故が起きる可能性があります。

自動ドアであれば、どちらの事故も防止できる上に、両手が塞がっている状態でも開閉可能です。

 

弊社で取り扱っているスイングドアオペレーターであれば、通常の開き扉に後付けで設置できるので、大規模な工事の必要がありません。

ぜひ事故防止対策の一つとして、設置を検討してみてください。

 

安全・安心の物流倉庫であるために

安全・安心の物流倉庫であるために

物流倉庫は、安心・安全な環境であるべきです。

物流業界の需要も多くなっている昨今では、安全面が問われます。

不要な事故や怪我での欠勤者を増やさないためにも、安全面への配慮は必要不可欠です。

ぜひ今回紹介した対策を実施して、倉庫内の事故防止に努めましょう。

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

 

弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。

開き戸の自動ドア化に関して不明な点などがございましたら、お気軽にお問合せください。

ご相談はコチラから

 

こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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