コラム

車椅子におすすめの玄関ドアは開き戸!バリアフリーな玄関づくりのポイント

車椅子を利用する方にとって、玄関ドアの開閉は大きな課題となります。

スムーズに出入りできる玄関を整えることで、日々の生活の利便性が向上し、ストレスを軽減できます。

玄関ドアにはさまざまな種類がありますが、車椅子ユーザーにとって特におすすめなのが「開き戸」です。

今回は、車椅子に適した玄関ドアとして開き戸がなぜ最適なのか、その理由や選び方、より快適にするための工夫について解説します。

 

車椅子で使いやすい玄関ドアは開き戸が最適

開き戸の自動開閉とは?

玄関ドアには開き戸や引き戸、スライドドアなどさまざまな種類がありますが、車椅子での使用を考えた場合、開き戸には多くのメリットがあります。

車椅子の方が玄関ドアを操作する際には、できるだけ負担の少ない構造であることが求められます。

開き戸は一度押したり引いたりするだけで開閉できるため、車椅子に乗ったままでも比較的操作がしやすい仕様です。

さらに、十分な開口幅を確保しやすいため、車椅子の出入りをスムーズにするという利点もあります。

 

開き戸が車椅子ユーザーに適している理由

開き戸が車椅子に適している理由としては、以下が挙げられます。

  • 開閉のしやすさ
  • 通路を広く確保できる
  • 防犯性の高さ

それぞれの理由について解説します。

 

開閉のしやすさ

開き戸は、シンプルな動作で開閉がため、車椅子に乗ったままでも操作しやすいドアです。

特に、スムーズに開閉できる設計のものを選べば、ドアの重さによる負担を軽減できます。

開閉の際に、できるだけ少ない力で操作できる仕様の開き戸を選ぶことが重要です。

 

通路を広く確保できる

引き戸やスライドドアに比べて、開き戸は開口部を広く確保しやすいという特徴があります。

車椅子がスムーズに通るためには、最低でも80cm以上の開口幅が必要ですが、開き戸であればそれを満たしやすく、より快適な出入りが可能になります。

さらに、開き戸なら全開にすることもできるため、大きな車椅子を利用している場合でもスムーズに通ることができます。

 

防犯性の高さ

開き戸は、ドアロックの種類が豊富で、防犯性能を高められるのも魅力です。

車椅子利用者の中には、玄関の施錠・解錠が手間になりますが、電子錠やスマートロックと組み合わせることで、より安全で使いやすい玄関を実現できます。

例えば、リモコンキーやスマホアプリを活用できれば、鍵の開け閉めをスムーズに行えるようになります。

 

車椅子に最適な開き戸を選ぶ際のポイント3つ

車椅子でも暮らしが快適になる開き戸は、以下3つのポイントを抑えておきましょう。

  • 自動開閉機能を備えた開き戸
  • バリアフリー設計のドアハンドル
  • 玄関の段差解消とスロープ設置

それぞれについて解説します。

 

自動開閉機能を備えた開き戸

車椅子を使用している方にとって、玄関ドアの開閉動作は大きな負担になります。

そこでおすすめなのが、自動開閉機能を備えた開き戸です。

後付け可能な「スイングドアオペレーター」などを導入することで、ボタンひとつで開閉できる玄関ドアになり、車椅子のままでもスムーズに出入りできます。

特に、ドアの開閉時にバランスを崩しやすい方にとって、自動ドアは安全性を高めるための有効な手段となります。

 

バリアフリー設計のドアハンドル

ドアハンドルの高さや形状も重要なポイントです。

一般的な縦長のバータイプやレバーハンドルは、車椅子に座ったままでも握りやすく、軽い力で操作できるため、負担が少なくなります。

また、ハンドルの位置が高すぎると車椅子から操作しづらいため、取り付け高さも考慮することが大切です。

さらに、肘や腕で操作できるハンズフリー仕様のハンドルも、使いやすさを向上させるポイントとなります。

 

玄関の段差解消とスロープ設置

開き戸を車椅子で快適に使うためには、玄関の段差を解消し、スムーズに出入りできるようにするのも欠かせません。

スロープだと車椅子の移動がスムーズになり、玄関での負担を軽減できます。

特に、緩やかな勾配のスロープを設置すると、車椅子でも安全に出入りできる環境を作れます。

また、スロープの素材を滑りにくいものにすれば、雨の日でも安全に利用できるようになります。

 

車椅子には開き戸が最適!自動ドアでさらに快適に

車椅子を利用する方にとって、玄関ドアの選び方は非常に重要です。

開き戸は開口幅を広く確保できるだけでなく、開閉のしやすさや防犯性の高さも兼ね備えており、車椅子ユーザーに最適な玄関ドアといえます。

また、バリアフリー設計のハンドルやスロープを導入すると、より快適な玄関環境を作れます。

さらに、後付け可能な「スイングドアオペレーター」を活用すれば、自動ドア化が可能となり、車椅子のままでもストレスなく出入りできるようになります。

玄関の段差を解消し、スロープや安全対策を整えると、より快適なバリアフリー環境を実現できます。

この機会に、車椅子でも使いやすい玄関ドアとして開き戸の導入を検討し、安全で快適な玄関空間を整えてみてはいかがでしょうか。

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

 

弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。

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こちらの記事も参考にしてください。

 

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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