コラム

開き戸自動ドアは贅沢品なのか?

「自宅に自動ドアを取り付ける」これだけ聞くと、とてもお金持ちの家のように聞こえるかもしれません。

ただ、このイメージが浸透してしまっているのは、良いことではありません。

「自動ドア=お金持ち」というイメージがあると、弊社で取り扱っているスイングドアオペレーターへのハードルが高くなってしまうからです。

今回は、自動ドアへの考え方についてお話します。

自動ドアは贅沢品、スイングドアオペレーターは贅沢品ではない

まず理解していただきたいのは、スイングドアオペレーターは贅沢品ではないということです。

自動で開閉するため、「自動ドア」と呼んでいますが、実際は世の中にあるような自動ドアではありません。

スイングドアオペレーターは、あくまで既存のドアを自動で開閉するようにする装置で、とても安価です。

一方で、一般的に「自動ドア」と呼ばれるものは、お店についているような横開きのものをイメージするかと思います。

この横開きの自動ドアの場合は、ドアから取り付けなければいけないため、とても高額になります。

ですから、そもそもの「物」が違います。

本来であれば、「自動ドア」と「スイングドアオペレーター」は区別しても良いのかもしれません。

人によってはスイングドアオペレーターは必須品にもなりえる

スイングドアオペレーターの設置

スイングドアオペレーターは、できるだけ高齢者や身体に障害をもつ方に利用してもらいたいと考えています。

高齢者や障害をもつ方にとって、玄関ドアの開閉はとても困難だからです。

とくに車椅子利用者の方などは、自分でドアを開閉できないために外出が制限される場合もあります。

このような人にとって、外出をするためにスイングドアオペレーターは必須のアイテムになりえるかもしれません。

そう考えると、「自動ドア=贅沢品」と、一概には言えないように思います。

開き戸の自動ドア化の誤解をなくしていきたい

スイングドアオペレーターが普及することでもっと安く設置できる

開き戸を自動ドア化できるスイングドアオペレーターは、「日常生活用具及び住宅設備改善費」として補助金も利用できます。

補助金を利用できるということは、障害者にとって必要なものであると認められているといっても過言ではありません。

ですから、もし「ドアの自動化なんて贅沢」と思われているのであれば、一度その考え方は見直してみてもらいたいです。

決して特別な、贅沢なものではありません。

障害者や高齢者に必要なものだと認識してもらい、より広まっていくことを願います。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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