コラム

車椅子生活では転倒に注意!車椅子利用時の注意点を解説

車椅子生活をおくっていると、ふとしたことが原因で転倒してしまうことがあります。

転倒してしまうと、最悪骨折してしまう可能性があるので、注意しなければいけません。

では、どんなときに転倒してしまうのか、転倒防止のために気を付けるべきことを解説します。

安心安全の車椅子生活をおくるためにも、周りの方も注意して見ておきましょう。

 

車椅子はこんなときに転倒しやすい

転倒は、ふとしたことがきっかけで起こります。

転倒しないために、どんなときに転倒しやすいのか知っておきましょう。

主な原因は4つです。

  • 滑りやすい場所
  • 気付かずにブレーキが外れる
  • 体調不良
  • 余計な力を入れたとき

周囲の人間も気づきやすい部分なので、車椅子利用者だけではなく、周囲の方も気を付けておきましょう。

 

滑りやすい場所

路面が滑りやすい場所は、少し体重移動しただけで、車椅子が動いてしまいます。

雨でぬれていたり、雪で濡れていたりする場所は注意しましょう。

車椅子に乗っているときではなく、車椅子から立ち上がるときが一番危険です。

変に体重をかけてしまうと、車椅子がスルっと滑って、転倒につながります。

 

気付かずにブレーキが外れる

ブレーキ操作には、十分に注意してください。

車椅子に座ろうとした瞬間に、足やお尻がブレーキにひっかかり、外れることがあります。

ブレーキが外れたことに気づかないままでは危険です。

何度も同じようなことがあるなら、車椅子を変えたり、ブレーキの位置を見直すことを考えましょう。

 

体調不良

体調不良の状態で車椅子に乗ると、いつものように操作ができません。

そのため、失敗して転倒してしまうことがあります。

車椅子は、予想以上に体力も集中力も使うものです。

体調不良のときは、周りの人が支えてあげましょう。

 

余計な力を入れたとき

車椅子に座りながら、余計な力を入れてしまうと、転倒しやすいです。

当然ですが、車椅子は座っています。

座った状態で前のめりになったり、何かを引っ張るような力を入れると、転倒の危険性があるのです。

身近なものでいうと、家の玄関の開き扉などが当てはまるでしょう。

ちょっとしたことが転倒のきっかけになるので、できるだけ車椅子使用者が暮らしやすい部屋作りを考えておくと良いですね。

日常生活で車椅子生活を快適にする工夫

 

転倒防止のために車椅子をチェック

転倒防止のために、車椅子自体のチェックをしておきましょう。

転倒する主な原因は、不意に車椅子が動いてしまうことです。

意図せず車椅子が動いてしまうと、受け身をとることができないまま転倒してしまいます。

転倒をさけるためには、車椅子の各部位をチェックしておきましょう。

 

タイヤ

車椅子のタイヤは、空気圧が低くなるとブレーキが効きにくくなります。

空気圧が減り、タイヤがブヨブヨになると、ブレーキの抵抗が弱くなってしまうからです。

また、タイヤの溝がすり減ることでもブレーキの抵抗が減ります。

これは、自転車などでも同じことが言えますね。

最低でも月に1回はタイヤの点検をしておきましょう。

 

ブレーキ

当然ですが、ブレーキが壊れていたり不具合があったりすれば、危険性は増します。

車椅子が不意に動き出すのはもちろん、ブレーキが効かないことで大きな事故になる可能性もあるでしょう。

ブレーキは使っている間に、ネジがゆるくったり、効きが悪くなったりします。

ブレーキがしっかり機能するか、月に1回ほど点検しましょう。

 

安心安全のために常にサポートが必要

車椅子を安心安全に使うためには、常に周りのサポートが必要です。

車椅子の不具合があっても、車椅子使用者は自分で直せません。

月1回程度で良いので、車椅子に不具合がないか確認しましょう。

また、転倒が多い場合は、使い方や使う場所に問題がある可能性もあります。

できるだけ周りの方が、そばにいてサポートしてあげると良いですね。

 

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こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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