玄関ドアの開閉スピードは調整可能|ドアクローザーの調整方法
玄関ドアで、以下のような悩みを抱えていませんか?
- ドアの閉まるスピードが遅い
- ドアの閉まるスピードが速すぎて危ない
高齢者や小さいお子さまなど、ドアの速度によっては、大きな事故につながります。
対策として、ドアクローザーの調整を行ってみましょう。
今回は、ドアクローザーによる玄関ドアの開閉スピード調整方法を解説します。
目次
玄関ドアのスピードによる危険性
玄関ドアのスピードは、住人に合わせたものでなければ危険です。
とくに開閉スピードが速い場合は注意しましょう。
高齢者や小さなお子さまがいると、玄関ドアに挟まれる危険性があります。
玄関ドアの重量は、ものによって異なりますが、大体40kg~60kgほど。
約50kgの扉に身体を挟まれれば、当然大きなケガにつながってしまうでしょう。
ドアクローザーのネジの役割
ドアクローザーというのは、ドア内側上部についている、ドアを開閉している装置です。
開閉スピードは、ドアクローザーについているネジを調節して行います。
基本的にドアクローザーのネジは、3つ(ものによって異なる)。
3つのネジで、開閉スピードの、どのタイミングのスピードを変更するか異なります。
- ドアの閉まり始めから中盤まで
- ドアの閉まり終盤
- ドアの閉じる直前からラッチボルトがかみ合うまで(※ラッチボルトはドアノブやレバーをまわすと引っ込むでっぱり部分)
3段階で調節できるので、住む人に合ったスピードが調節可能です。
たとえば「ドアの閉まり始めから終盤までは遅くても良いけど、完全に閉まるまで遅いのは待っていられない」という場合には、1.2のスピードだけを遅くします。
他にも、ネジが2つや1つのドアクローザーもありますが、基本的な考え方は同じです。
ネジが2つのものは以下の通り。
- ドア閉まり始めから中盤
- ドア閉まり中盤から終わり
ネジが1つのものは全体的なスピードを変化させます。
ドライバー一つあれば調整できるので、ぜひ試してみてください。
玄関ドアの開閉スピード調整方法
ドアクローザーの調整は、マイナスドライバー(プラスドライバーの場合もあり)で可能です。
場合によっては10円玉でまわせるネジもあります。
ネジの位置は、本体の横部分。
3つネジが集中している部分があるので、玄関ドアのクローザーを確認してみてください。
後は、ドアを開閉しながらネジを回すだけです。
自身やご家族の出入りしやすいスピードに調節してください。
ネジは、ゆるめればゆるめるほど開閉スピードが早くなります。
使用者の出入りしやすいスピードに合わせればよいので「どの位が丁度良い」という決まりはありません。
ドアクローザーで調整できない場合
ドアクローザーのネジをどれだけまわしても調整できない場合は、壊れている可能性があります。
不安を感じたら、一度思いっきりネジをしめたり緩めたりして、スピードが変わるか試してみてください。
それでも変わらない場合は、故障の可能性が高いので、ドアクローザーを交換しましょう。
ドアの開閉を便利にするならスイングドアオペレーター
弊社システムクリエーションでは、開き戸を自動ドア化するスイングドアオペレーターを取り扱っております。
スイングドアオペレーターは、現在の扉に後付け設置で取り付け可能です。
開閉スピードに関しては、取り付け時・メンテナンス時に調整致します。
また、パワーのある装置なので、強風時に、従来のドアのような「バタン!」と勢いよく閉まるような危険性はありません。
ドアの開閉スピードでお悩みでしたら、ぜひスイングドアオペレーターもご検討ください。
安全な玄関ドア環境を作りましょう
玄関ドアは、家族全員が出入りする、最も安全でなければいけない場所です。
しかし、開閉スピードによって、事故につながる可能性もあります。
事故につながらないように、ドアクローザーで調整したり、自動ドア化を検討したり、対策を考えてみてはいかがでしょうか。
また、自動ドア化することで、バリアフリー対策の一環にもなります。
家族全員が快適、安全に暮らせるよう、今回の記事を参考にしてください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポート致します。
電話・メールでのご相談から、バーチャル店舗からのチャット相談も可能です。
また、ご家族に身体の不自由な方がいれば、補助金申請できる場合があります。
補助金の相談に関しても、お気軽にご相談ください。
また、 2021年8月現在、コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。