自動ドア台風発生時の対策・対処法|雨風に注意
自動ドアは台風や自然災害発生時、気を付けなければいけません。
台風は雨だけではなく、強風が吹きます。
店舗に設置されているような自動ドアの場合、ガラスの扉になっているので、ガラスが割れるような大きなトラブルになりかねません。
また、自動ドアが開いてしまうと、強風とともに一気に雨が入ってきてしまうでしょう。
そこで今回は、台風時の自動ドアの対策を解説します。
各災害時の自動ドア対処法はこちらで解説しているので、参考にしてください。
各災害時の自動ドア対処法|地震・停電・台風など
目次
台風による自動ドアへの被害・対策
台風が起こると、自動ドアはさまざまな不具合が発生します。
主な不具合は4つです。
- 自動ドアが開閉を繰り返す
- 自動ドアが割れてしまう
- 自動ドアからの浸水
- 自動ドアが開かない
なぜこのようなことが起きてしまうのか、それぞれの台風被害の原因を解説します。
自動ドアが開閉を繰り返す
あまりにも強い台風だと、強風が原因となって、自動ドアが開閉を繰り返す不具合が起こります。
これは、自動ドアが壊れてしまったわけではなく、飛んでくるものに反応してしまうためです。
普段自動ドアはセンサーによって動いており、センサーが感知すれば、人ではなく、物でも開閉してしまいます。
台風時に自動ドアが開閉してしまうと、雨や物が建物内に侵入してしまうので、対策を考えなければいけません。
自動ドアが開閉するときの対策
自動ドアが開閉を繰り返す原因は、センサーによるものです。
つまり、センサー機能をオフにすれば、開閉することはなくなります。
自動ドアのセンサーをオフにしても、手動で開けることはできるので、開かなくなる心配はありません。
ただし、他の自動ドア利用者も把握できるよう、なにかしらの形でわかるようにしておいた方が良いでしょう。
自動ドアが割れてしまう
一般的に店舗やマンションに設置されている自動ドアはガラス製です。
そのため、台風で飛ばされてきた物が自動ドアにぶつかり、割れてしまう可能性があります。
当然、ガラスが割れてしまえば危険ですし、大きな事故になりかねません。
また、風によってガラスの破片が辺りに飛ばされてしまうでしょう。
自動ドアのガラス割れを防ぐ対策が必要になります。
自動ドアが割れないための対策
自動ドアを割れないようにするには、守るしかありません。
もし店舗やマンションにシャッターがあるなら、シャッターで自動ドアを守りましょう。
しかし、マンションの場合はシャッターを閉めることは現実的に難しいです。
その場合は、防護ネットを使ってカバーしてください。
自動ドアからの浸水
台風による雨が長く続くと、自動ドアから浸水する可能性があります。
とくに自動ドアは開閉するため、雨水が入る隙間を作ってしまいやすいです。
自動ドアを設置している入り口部分がビショビショになってしまい、入り口の景観を悪くさせてしまいますし、利用者はとても不便に感じるでしょう。
雨水が浸水しないように、なにか対策を考えておきましょう。
自動ドアからの浸水を防ぐ対策
自動ドアからの浸水を防ぐ対策としては、自動ドアの前に土のうを設置する方法があります。
自動ドア自体をどうにかする方法はありません。
土のうの他にも、止め水シートや止め水板というものがあるので、使ってみましょう。
自動ドアが開かない
台風の影響によって、自動ドアが開かなくなることがあります。
雨風で自動ドアが故障しているかもしれません。
自動ドアも電気機器ですから、大量の雨で故障してしまうことがあります。
故障してしまった場合、後から業者を呼んで直してもらう他ありませんが、そのような状況でどのように自動ドアが開くのか知っておいた方が良いでしょう。
自動ドアが開かないときの対策
自動ドアが故障して開かなくなってしまったときは、手動で開ける他ありません。
もしかしたら施錠されているだけかもしれないので、施錠されているかどうかチェックしてください。
施錠されていない状態で開かないのであれば、故障していると判断して良いでしょう。
業者を呼ぶまでは、手動で開閉を行ってください。
自動ドアの台風対策を知っておきましょう
自動ドアの台風対策は、事前に確認して覚えておきましょう。
自然災害は突然襲ってくるものです。
いざというときのために、すぐに対処できるようにしておきましょう。
事前に対策を考えておくことで、大きなトラブルへの発展が防げます。
安心・安全に自動ドアを使うため、利用者も設置者も知っておくと良いですね。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
当社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
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また、 現在2021年6月現在、コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
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こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。