デイサービス設立に必要な設備|自動ドアで利便性を高める
近年デイサービスの利用者は多くなっています。
利用者の増加に伴い、新しくデイサービスを設立する方もいますが、必要設備をご存じでしょうか?
デイサービスの設備は、厚生労働省の定める「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」に従わなければいけません。
そこで今回は、デイサービスに必要な設備について解説します。
また、デイサービスの利便性向上の設備も解説するので、参考にしてください。
目次
デイサービスの設備や人員基準
デイサービスは、ただ場所や人員を確保すれば良いわけではありません。
すべての指定居宅サービスは、厚生労働省の定める「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」に合わせなければいけないのです。
「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」には、以下12施設における基準が設けられています。
- 訪問介護
- 訪問入浴介護
- 訪問看護
- 訪問リハビリテーション
- 居宅療養管理指導
- 通所介護
- 通所リハビリテーション
- 短期入所生活介護
- 短期入所療養介護
- 特定施設入居者生活介護
- 福祉用用具貸与
- 特定福祉用具販売
さらに、それぞれの施設において、基本方針・人員基準・設備基準・運営基準・サービス基準の5つが定められています。
デイサービスを設立する前には、必ず確認しておきましょう。
デイサービスに必要な設備
デイサービスに必要な設備は、5つあります。
利用者はデイサービス内において、ただ「暮らす」だけではありません。
利用者の利便性を考えた設備が必要です。
- 食堂及び機能訓練室
- 相談室
- 静養室
- 事務室
- トイレ
この他にも、浴室や消防設備など、必要に応じて設置してください。
また、設備によって広さの指定もあるので、以下で詳しく解説します。
食堂及び機能訓練室
デイサービスでは、食堂と機能訓練室は、必ずなければいけません。
それぞれは、業務に支障をきたさない範囲であれば、同一の場所とすることができます。
広くないデイサービスの場合であれば、同一の場所として使用することも検討しましょう。
ただし、利用者一人に対して、両スペースの合計が3平方メール以上にならなければいけません。
利用者の人数にもよりますが、比較的広いスペースを用意する必要があるでしょう。
相談室
相談室では、利用者の日々の相談や身体の相談を聞きます。
プライバシーの点から個室が望ましいですが、必ずしも個室でなければいけないわけではありません。
ただし、落ち着いて相談できる、静かなスペースが必要です。
パーテーションで区切るなどして、できるだけ静かで落ち着いた相談室を作りましょう。
静養室
静養室は、必要に応じて設置します。
広さや備品に関しても、とくに規定はありません。
ただし、設置するとなれば、専用のベッドや照明などを用意しましょう。
利用者が使いやすくなるよう、工夫して設備を整えてください。
事務室
デイサービス内では、事務的な仕事も行うため、事務室を用意しなければいけません。
事務室の備品に関して特別ば決まりはありませんが、セキュリティを高めておく必要があります。
事務室には、利用者の個人情報に関する書類が多くあるためです。
スタッフの利用しやすさももちろん重要ですが、セキュリティ面も考えて設置しましょう。
トイレ
トイレが設置されるのは施設として当然ですが、デイサービスのトイレはスペースが必要です。
車椅子利用者でも動作可能な、広いトイレでなければいけません。
また、緊急時の呼び出しブザーなども合わせて設置しておきましょう。
デイサービスを設立するなら自動ドア設置をご検討ください
デイサービスを続けていく上で、意外と負担になるのが、利用者の出入りです。
デイサービスは、毎朝車で利用者を迎えに行き、事業所に送っていかなければいけません。
夕方になると、利用者を事業所から家まで送っていきます。
このとき、数人の利用者が一気に動くとなると、ドアの開閉だけでも大変です。
利用者は重い扉を開けることができないので、スタッフの一人がつねにドアを開けていなければいけません。
また、風の強い日などは、ドアによる事故の可能性もあります。
自動ドアを設置しておけば、ドアをおさえておく手間も、事故の危険性もありません。
少しでも効率的にするために、自動ドア設置も検討してみてください。
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補助金の相談に関しても、お気軽にご相談ください。
また、 2021年9月現在、コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。