【2024年最新】玄関ドアのリフォームに使える4つの補助金!併用は可能?
玄関のドアをリフォームすると、高額な費用がかかります。
費用を節約したい場合は、改装内容を工夫するだけでなく、補助金制度を活用することも考えましょう。
改装の内容によっては補助金を受けられる場合があり、制度を利用すればコストを削減できます。
そこで今回は、玄関ドアリフォームに使える4つの補助金について紹介します。
目次
玄関ドアのリフォームに使える補助金
玄関ドアのリフォームには、以下の4つの補助金が利用できます。
- 子育てエコホーム支援事業
- 長期優良住宅化リフォーム補助金
- 介護保険の住宅改修補助金
- 地方自治体ごとの補助金制度
以下ではこれらの補助金がどのような玄関ドアリフォームに利用できるか、それぞれの補助金について解説します。
子育てエコホーム支援事業
子育てエコホーム支援事業は、国土交通省が実施する、子育て世帯や若い夫婦の住宅を省エネ化することを目的とした取り組みです。
これまでの「こどもエコすまい支援事業」から名称が変わり、2024年度からは「子育てエコホーム支援事業」として展開されています。
補助金の対象となるのは、18歳未満の子どもを持つ家庭または39歳以下の若い夫婦の世帯です。
玄関ドアなどの開口部を高断熱な製品に交換する場合や、子育てに配慮した改修、バリアフリー化、空調設備の設置などに補助金が支給されます。申請期間は2024年3月以降を予定しています。
補助金の額は、中古住宅のリフォームに伴う場合には最大60万円、長期優良住宅の認定を受ける場合には最大45万円です。
その他のリフォームの場合は最大30万円となりますが、合計補助金が5万円未満の場合は申請できません。
そのため、他のリフォームと組み合わせることが必要です。
長期優良住宅化リフォーム補助金
長期優良住宅化リフォーム補助金は、国土交通省が実施するプログラムで、既存住宅の耐久性や省エネ性能を向上させ、子育て環境を改善するための支援事業です。
住宅を長期間快適に住めるよう改修する場合、長期優良住宅化リフォーム補助金の対象になることがあります。
この補助金は、耐震性や耐久性の向上、省エネ化を目的としたリフォームや、これらの基準を満たした住宅の購入に適用されます。
これらの工事は、住宅の寿命を延ばすことを目指しています。
補助金は段階的に設定されており、条件次第では高額の支給が可能です。
また、国が主導している制度であるため、信頼性が高いのが特徴です。
補助金の受給条件は、「構造躯体の劣化対策」「耐震性向上(新耐震基準適合等)」「省エネルギー対策」のいずれかを実施し、国が定める長期優良住宅の基準を満たすことです。
支給額は、満たした評価基準によって異なります。
評価基準型では、一定の基準を満たした場合に100万円が支給されます。
一方、認定長期優良住宅型では、全ての基準を満たし、長期優良住宅に認定された場合には200万円が支給されます。
さらに、三世代同居対応改修工事や子育て世帯向け改修の条件を満たす場合、支給限度額に50万円が加算されます。
介護保険の住宅改修補助金
介護保険の住宅改修補助金は、厚生労働省が運営する、介護負担の軽減を目的とした助成制度です。
介護施設や福祉用具の費用と同様に、バリアフリー化工事の費用も助成の対象となります。
この補助金は、玄関ドアを車椅子や杖を使っても出入りしやすい引き戸に変更した場合に支給されます。
また、玄関の段差を解消したり手すりを設置するなど、バリアフリー化を目指したリフォームも対象となります。
補助金の受給条件は、同居家族が要介護・要支援認定を受けていることです。
介護のために住宅をバリアフリー化した場合、ケアマネジャーに相談し、自治体を通じて支給されます。
支給額は、リフォーム費用の7割から9割が支給され、上限は20万円です。
要介護・要支援認定を受けた人には、一人あたり生涯で最大20万円の補助が行われます。
そのため、手すりやスロープなど他の部分のバリアフリー化も合わせて行うことが推奨されます。
地方自治体ごとの補助金制度
各地方自治体でも、省エネ対策や介護負担の軽減を目的とした補助金制度が設けられています。
ただし、自治体ごとに制度の有無や内容が異なるため、自身が住民登録している自治体のウェブサイトなどで詳細を確認してください。
国が実施している補助金制度の条件を満たせない場合でも、お住まいの自治体で補助を受けることができることもあります。
玄関ドアリフォームの補助金の併用は可能?
補助金や助成金は、制度によって併用が認められる場合もあります。
複数の制度を利用したい場合は、それぞれの制度が併用可能かどうかを調べることが重要です。
もし併用ができない場合は、どの制度を活用することが最も効果的かを考慮することが大切です。
自治体の窓口や施工業者に、ご希望のリフォーム内容を伝え、最適な制度を尋ねるのも良いでしょう。
玄関ドアに自動ドアという選択肢
玄関ドアが自動で開閉する機能は、高齢者や障がいを持つ方だけでなく、誰にとっても使いやすくなります。
自動開閉機能があれば、車いすを使っていても簡単に出入りできるため、バリアフリーの一環としても注目を集めています。
車いす以外の方でも、たとえば荷物が両手にある時や、子どもを抱えている時など、自動でドアを開くことで日常が快適になります。
日常生活の利便性を向上させるために、ぜひ検討してみてください。
補助金を活用して玄関ドアのリフォーム費用を抑えよう
玄関ドアのリフォーム費用を効果的に削減するには、補助金制度を活用することが有益です。
さまざまな制度があり、積極的に活用することで費用負担を大幅に軽減できるかもしれません。
各制度の適用条件や申請手続きを確認し、重要なポイントを押さえて確実に補助金を受けましょう。
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執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。