日本の自動ドアの発展と歴史|元祖は開き戸の自動ドアだった
自動ドアの歴史は、以前に解説しましたが、今回は日本における自動ドアの歴史や発展について解説します。
現在では当たり前のように使用されている自動ドアですが、どのように発展してきたのかは知らない方が多いでしょう。
「日本に自動ドアが入ってきたのはいつなのか」「当初のドアはどんなものだったのか」などを解説します。
自動ドアの歴史は深い!起源はなんと紀元前100年
目次
日本最初の自動ドアは鉄道車両用自動ドア
日本で最初に自動ドアが導入されたのは、第二次世界大戦後のことです。
大体1951年~1952年の間と言われています。
当時導入されたのは、お店や住宅に使用される自動ドアではなく、鉄道車両用自動ドアでした。
この記録に関しては、ナブステコに記録が残っているそうです。
そして1953年、ナブステコが建築用自動ドアの開発に着手します。
実際に建築用自動ドアが設置されたのは、1956年。
空気圧式の自動ドアだったため、かなり大きなドアだったそうです。
今から50年以上も前に自動ドアは開発されていたことになります。
ナブステコとは
ナブステコは、日本の大手機械メーカーです。
航空機や産業用ロボット、建設機械用油圧機器など、多数のシェアを誇っています。
さらに鉄道車両用機器やドア開閉装置でのシェア数も多く、自動ドア開閉装置に関しては、約50%の国内市場シェアを持っている会社です。
日本の元祖自動ドアは開き戸
自動ドアと言えば、現在では横開きのスライドドアが一般的です。
しかし、元々設置されていたのは、開き戸の自動ドアでした。
なぜなら、自動ドアは欧米から伝わったものだからです。
欧米のドアは開き戸が主流で、横開きのスライドドアは、日本独特の文化になります。
ただ、現在の自動ドアと異なるのは、空気圧式だった部分。
今と比べると、設置もかなり大変です。
また、当時の自動ドアの価格はなんと、一戸建てを購入できたほどの価格だったと言われています。
当時設置が早かったのは病院や銀行
当時早い段階で自動ドアを導入したのは、病院や銀行でした。
病院は、衛生面のメリットが大きいという点で、主に手術室に設置されていたそうです。
銀行に設置されていた理由は、広告や宣伝効果を狙ったものと言われています。
当時自動ドアは物珍しく、高級なものであったことから、銀行のブランディングになったのではないでしょうか。
その後、大手ホテルに自動ドア設置が増えていき、一般的に浸透していきました。
今だから新しい開き戸の自動ドア化
自動ドアの発展を見ていくと、現在の自動ドアがどれだけ便利なのかわかります。
また、当時の価格や元々開き戸の自動ドアが導入されていたという部分に対して、驚いた方も多いのではないでしょうか。
では、開き戸の自動ドアが古いものかと言われれば、そうではありません。
現在は、昔と比べて簡単に開き戸を自動ドア化できるようになりました。
弊社で取り扱っている「スイングドアオペレーター」であれば、今の開き戸に後付け設置で自動ドアになります。
現在は日本の玄関ドアも、開き戸が一般的になっているので、今だからこその便利さを感じられるのではないでしょうか。
ぜひ今回の記事を参考に、自動ドアを知るとともに、自宅の自動ドア化を検討してみてください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポート致します。
電話・メールでのご相談から、バーチャル店舗からのチャット相談も可能です。
また、ご家族に身体の不自由な方がいれば、補助金申請できる場合があります。
補助金の相談に関しても、お気軽にご相談ください。
また、 2021年10月現在、コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
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こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。