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家のなかが不便かも?車椅子の幅を理解しておこう

一般的な車椅子の幅をご存知でしょうか。

「サイズなんて知らなくても……」と考える方もいるかもしれません。

しかし、車椅子の幅を知らないと、日常生活がかなり不便になる可能性があります。

車椅子利用者の負担をなくすために、車椅子の幅を知っておきましょう。

 

車椅子の幅を知らないことのデメリット

車椅子の幅は、必ず確認しておきましょう。

車椅子の幅を知らないと、大きなデメリットにぶつかる可能性があります。

たとえば、ドアのサイズと車椅子のサイズが合わなければ、車椅子利用者は出入りできません。

この他にも、サイズを知らないことでのデメリットは多くあります。

 

開き扉が開けられない

サイズを知らないと、開き扉が開けられない可能性があります。

押すタイプであれば問題ないですが、引くタイプの場合、サイズが合わないと、中に入れません。

たとえば、扉からドアまでの間が狭いと、ドアを引いたときに車椅子にぶつかってしまいますよね。

避けるスペースがあれば問題ありませんが、避けるスペースがない場合は、入ることすらできなくなってしまうのです。

 

トイレができない

トイレの面積も確認しておきましょう。

トイレが狭いと、車椅子で入れない場合があります。

また、ドアを押すタイプの場合、ドアがトイレ側にはいることで、面積はさらに狭くなってしまうでしょう。

もしサイズが合わない場合、あらたにトイレを設置しなければいないため、かなりの費用がかかります。

 

廊下が進みにくい

廊下の幅もチェックしておきましょう。

廊下の幅と車椅子の幅がスレスレの場合、当然進みにくいですよね。

もし廊下に何か置いてあったりすれば、さらに不便さを感じます。

廊下の幅を考えて、車椅子を購入しましょう。

 

車椅子の幅

車椅子の幅と一重に言っても、さまざまです。

手動・電動などで、サイズは異なるので、確認しておきましょう。

以下では、手動車椅子と電動車椅子の幅を紹介します。

ただし、あくまで車椅子利用者の体格にもよるので、あくまで参考としてください。

 

手動車椅子の幅

手動車椅子の幅は、610mmです。

これは、JISにより定められています。

610mmとすると、車椅子利用者が快適に動けるのは750~800mmほどでしょう。

ただし、大きい車椅子になると、650mmほどの幅になるので、一度確認しておきましょう。

 

電動車椅子の幅

電動車椅子の幅は、700mmです。

手動車椅子同様、JISにより定められています。

700mmとすると、車巣利用者が快適に動けるのは、800~900mmほどです。

さらに、さまざまな機能がついている場合、幅や全長はさらに大きくなります。

 

車椅子利用者のために家をチェック

車椅子利用者が快適に暮らすには、800mm~900mmの幅が必要です。

とくに廊下に曲がり角がある場合、ギリギリの幅では曲がり切れません。

1000mmほどあれば、開きドアの開閉も楽になるでしょう。

車椅子に合わせて家を改築するのは難しいので、事前に購入する車椅子のサイズを確認しておくようにしてください。

 

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こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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