高齢者の足腰が弱くなる原因とは?足腰が弱まる前にすべきこと
年齢を重ねると、基本的には誰でも足腰が弱くなります。
その結果として、歩行困難になったりつまずきやすくなったりするので、ご家族は注意していなければいけません。
しかし、足腰が弱くなる原因について理解しているでしょうか?
今回は、足腰が弱くなる原因について解説しますので、ぜひ早い段階から対策を考えてみてください。
目次
足腰が弱くなる前兆
まずは、足腰が弱くなる前兆について知っておきましょう。
足腰が弱くなっている前兆は、普段の生活からわかります。
たとえば、以下のような症状が出た場合、足腰が衰えている可能性が高いです。
- 歩くのが遅くなった
- つまずきが多くなった
- 立ったり座ったりがおっくうに感じる
- 数分歩いただけで疲れを感じる
- 階段をのぼるのに手すりが必要に感じる
- 重い物を持つのが以前より辛く感じている
普段の何気ない生活のなかで、これまでの行動が難しく感じたら、足腰が弱くなっている前兆です。
足腰が弱るロコモ(ロコモティブシンドローム)
足腰が弱る状態は「ロコモ(ロコモティブシンドローム)」と呼ばれます。
ロコモ(ロコモティブシンドローム)とは「運動器症候群」と呼ばれ、筋肉や関節など運動器のいずれかもしくは複数に障害が起きて、日常生活になにかしらの障害をきたしている状態です。
ロコモになる原因としては、主に以下の4つが考えられます。
- 変形性関節症
- 変形性脊椎症
- 骨粗しょう症
- 筋肉減少症
ロコモの初期のうちは、腰痛やひざ痛などの症状が現れます。
しかし、放置してしまうと上記のような症状に悪化してしまう可能性があるのです。
さらに進行すると、要介護や寝たきりの状態になる可能性が高まります。
足腰が弱くなったと感じたらするべきこと
足腰が弱くなったらと感じたら、何かしらの対策を考えておきましょう。
腰や膝に痛みを感じるようになりそのまま放置してしまうと、どんどん症状が悪化する可能性があります。
以下では、ロコモ予防のための対策を解説するので、現在身体に不調を感じている人は、ぜひ試してみてください。
また、ご家族に高齢者がいる場合は、以下の対策を促してあげましょう。
以下では、ロコモ予防のための対策を解説します。
適度な運動
ロコモの大きな原因は、運動不足です。
筋力の減少により、ロコモになりやすくなってしまうので、適度な運動を心がけましょう。
ただし、無理をしない程度の運動で良いので、いきなり長距離を走るなどは避けてください。
ロコモ対策の運動として推奨されているのは、以下のような運動です。
- スクワット
- 片足立ち
- もも上げ
- つま先立ち
いずれも隙間時間でできる軽い運動なので、ご自宅で気軽に無理のない範囲で行ってください。
日常生活の改善
日常生活で動くのに慣れていない場合は、普段の生活に10分運動を足していきましょう。
10分丸々運動をプラスするわけではなく、簡単な日常の動作をプラスするだけで構いません。
たとえば、徒歩での移動を増やしたり、エスカレーターではなく階段を使ったり、小さな運動で良いです。
自身の生活に合わせて、無理のない範囲で運動を意識してみてください。
足腰が弱ったら簡易的にバリアフリー化を検討ください
ご家族の足腰の弱まりを感じたら、ご自宅のバリアフリー化も検討しておきましょう。
足腰が弱まってくると、いつ歩行困難になるかわかりません。
さらに、足腰が弱いまま日常生活を送っていると、フラついたり倒れたりする危険性もあります。
いざというときのために、手すりなどの簡易的なバリアフリーを検討しておくと良いでしょう。
また、弊社ではご自宅玄関の開き戸を自動ドア化する「スイングドアオペレーター」を取り扱っています。
現在の自宅ドアに後付けで取り付けられる装置で、ドアの開閉を楽にしてくれます。
玄関ドアは重量があるため、足腰が弱まっている人からするととても大変です。
ぜひ簡易的なバリアフリーの一つといて、検討してみてください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。
また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。