在宅介護の悩み…介護疲れの軽減方法
在宅介護していると、介護している側も疲れてしまいますよね。
・いつまでこの生活が続くんだろう…
・介護を「しなければいけない」
・自分のことがなにもできない
など、介護には多くのストレスがつきまといます。なかには「介護うつ」になってしまう方もいる程です。
在宅介護で少しでも辛く感じているなら、自分のことを優先して、介護疲れの軽減方法を考えてみましょう。
目次
在宅介護から来る負担
在宅介護には多くの負担がかかります。
介護をし続けるには、身体的な負担はもちろん、精神的、経済的にも負担がかかってしまうのです。
また、これから介護をする方は、どれほどの負担がかかるのか知っておくと良いでしょう。
在宅介護による身体的負担
在宅介護で一番感じやすいのは、身体的な負担です。
朝の起床から始まり、着替えやトイレ、家の出入りにお風呂まで、要介護者のすべての行動をみなければいけません。車椅子を要する場合、車椅子を押して歩くだけでも負担になっています。
腕や腰、膝などにかかる負担はバカにできません。
加えて自分のこともしなければいけないので、睡眠時間を削っている方も多いのではないでしょうか。
負担が大きいのに対して、休む時間が少なければ、身体的な負担は積もっていくばかりです。
在宅介護による精神的負担
在宅介護では、精神的な負担も大きいです。
介護者が仕事をしている場合、自分の仕事・自分の生活・要介護者の世話と、時間に追われてしまいます。
ときには「もう介護をしたくない」と感じることもあるかもしれませんね。そして、そんな自分を「冷たい人間なのでは……」と責めることもあるでしょう。
介護の悩みはなかなか気軽に相談できません。ストレスを溜め込み、誰にも打ち明けられないうちに、どんどん精神的に疲れてしまいます。
在宅介護による経済的負担
在宅介護では、金銭的な負担もかかります。
たとえば、足の不自由な方のためにバリアフリーにする場合、設置箇所によっても異なりますが、安くても5万円前後です。
多くの箇所をバリアフリーにする場合、20万近くかかることもあります。
その他にも日々の生活の中で必要なものを購入すると、金銭的負担はかなり大きいです。
しかし、金銭的負担が大きくなっても仕事を増やすことができず、悪循環に陥ってしまうでしょう。
介護疲れを軽減する方法
介護疲れを軽減するには、自分一人で抱え込まないことが大事です。
一人で抱え込むことは、精神的に自分を追い詰める原因になります。
「もう一人では無理かもしれない……」と感じたら、迷わず人に頼ってください。
介護疲れを軽減できる方法やサービスを紹介します。
誰かに相談する
介護疲れを感じたら、迷わず誰かに相談してください。
一人で抱え込んでも楽にはなりません。
とはいえ、なかなか周りに相談できない方もいるでしょう。そんな方は、電話相談窓口を利用してみてください。
・厚生労働省の電話相談窓口
・民間の電話相談サービス
民間の電話相談窓口は有料の場合がありますが、厚生労働省の電話相談は無料で受けられます。「誰かに相談したい」と思ったときは、一度電話相談をしてみましょう。
サービスを利用する
介護の負担を減らす方法として、介護サービスの利用を検討してみてください。
費用はかかってしまいますが、身体的・精神的な負担は楽になるでしょう。
できるだけ費用を抑えたいときは、介護保険内で受けられるサービスを選ぶと良いです。主なサービスとして、以下のものがあります。
・訪問介護・訪問入浴
・デイサービス
・ショートステイ
"任せられるところを任せる"のも、ひとつの選択肢なので、サービスを利用したからといって罪悪感を持つ必要はありません。
負担の少ない環境を作る
在宅介護には、肉体的な負担も大きいので、負担のかからない環境を作るのも良いですね。
介護しやすい環境があるだけで、ストレスが軽減されます。
環境作りとして主なものは、バリアフリーですね。その他にも、家のドアの自動ドア化などがあります。
当社システムクリエーション では開き扉の自動ドア化を行っていますが、自宅玄関の自動ドア化も可能です。重い玄関の扉の開け閉めは、意外と体の負担になります。
自動ドア化することで、ドアの開け閉めによる負担はなくなるでしょう。そればかりか、要介護者がひとりでもドアを開閉できるようになります。
バリアフリーも自動ドア化も費用はかかってしまいますが、一度リフォームしてしまえば一生ものです。いつか自分に介護が必要になったときにも役に立つでしょう。
介護疲れは無理せず楽な方法を考えて
介護は「無理をすれば良い」ものではありません。
「介護で疲れた……」なんて言いにくいという方は多いですが、自分以外の人の世話をするわけですから、疲れて当然といえば当然です。
疲れたと感じたら、無理に頑張りすぎないようにしてください。現在は、相談できるサービスや負担を軽減するサービスも沢山あります。
今後介護で悩まないために、いくつかのサービスの導入を検討してみましょう。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
当社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。
また、 現在2020年11月現在、コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
・開き戸は自動ドアになります!開き戸のメリットから工事・費用まで解説
・「玄関も自動ドアにできることを知ってほしい」個人宅への普及を目指して
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。