外に出ないことで起きるデメリットと外出することで得られるメリット
身体的な障害を持っていると、必然的に外に出ることが少なくなります。
とくに車いすに乗っている方は一人でドアを開けるのも大変で、そのストレスから外に出る頻度が減ってしまうでしょう。
そこで、今回は外に出ないことで起きるデメリット・外に出ることで得られるメリットについて解説します。
メリット・デメリットを理解して、できるだけ外出するように心がけてください。
目次
外に出ないことで起きるデメリット
健康的な生活を送るためには、できるだけ外に出る機会を増やした方が良いです。
なぜなら、人は誰かと話したり外の空気に触れることで身体的にも精神的にも良い影響を受けるからです。
以下に、外に出ないことで起きるデメリットについてまとめました。
- 時間の感覚がなくなりだらしなくなる
- 筋力が低下する
- 免疫力が低下する
- 人とのコミュニケーションが苦手になる
- ネガティブな感情に陥りやすい
一つひとつ解説していきます。
時間の感覚がなくなりだらしなくなる
家から出ない生活をしていると、じょじょに生活がだらしなくなります。
なぜなら、明るさや暗さを感じないために時間の感覚がなくなってくるからです。
朝や夜など気にせずに「起きてから」が生活時間になる人も珍しくありません。
体内時計が狂ってしまうと自律神経失調症になる場合もあります。
筋力が低下する
外に出ず家にずっといると、筋力低下を招きます。
家にいる間は、座っている時間が多くなるからです。
そもそもケガなどで動けない方もいるかと思いますが、それでもまったく動かないのと外に出るのでは身体の調子が全く異なります。
外に出ないでいると筋肉が固まりやすくなってしまうので、家にいてもストレッチのような簡単な運動はしておくべきです。
免疫力が低下する
外出しないでいると、病気が長引きやすくなるなど、免疫力が低下する可能性があります。
なぜなら、体が外のストレスに弱くなっているためです。
外に出ない分ウイルス感染するリスクも低いともいえますが、もし感染した場合は完治するまでに時間がかかります。
人とのコミュニケーションが苦手になる
長い間、家にこもるような生活をしていると、人とのコミュニケーションが上手にできなくなります。
単純に、コミュニケーションの頻度が少なくなるからです。
そのために、ぎこちない会話・表情・態度になってしまいます。
場合によっては、人と話すことに恐怖やストレスを覚えてしまうようになります。
ネガティブな感情に陥りやすい
外に出ない生活を続けていると、ネガティブな感情に陥りやすくなります。
なぜなら、人は社会とのつながりで安心感を得るようになっているからです。
そのため、家に一人でいると孤独を感じたり、自分の存在価値がないように感じたりしてしまいます。
趣味を増やして気分転換するだけでもポジティブになれるので、家にいながらできる趣味を見つけておくと良いでしょう。
外出で得られるメリット
外に出ないことで起きるデメリットが多くあるように、人はできるだけ外に出るようにした方が良いです。
以下のように、外出で得られるメリットもあります。
- 幸せホルモンが分泌される
- 新しい刺激に出会える
それぞれがどのような効果を生み出すのか、以下で解説します。
幸せホルモンが分泌される
人は外の空気に触れることで、幸せな気持ちになれます。
これは「セロトニン」という成分が分泌されるからです。
セロトニンは幸せホルモンと呼ばれるほどの成分で、気持ちをポジティブにしてくれます。
太陽を浴びることで分泌されるおで、昼間に外出するように心がけてください。
新しい刺激に出会える
元気で明るく生活するために、外出するようにしましょう。
なぜなら、人は常に新しい刺激を求めるようになっているからです。
外に出ずに新しい刺激を受けないままだと、忘れっぽくなったりぼーっとしてしまったり、脳が老化してしまいます。
「見る・聞く・話す」だけでも新しい刺激になるので、短時間でも外に出ることが大切です。
外に出やすい環境を整えましょう
外に出ないことで起きるデメリットと外出することで得られるメリットを解説しましたが、そもそも「外に出るのが大変」と感じる人もいるかと思います。
とくに車いすを利用している人は玄関のドアを開閉するだけでも大変です。
ですから、まず外出するための動線を整えておくことが大切です。
「外に出たくても出られない」という気持ちも大きなストレスになってしまうので、ぜひおうちのなかや玄関ドアの工夫を施してみてください。
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執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。