ドアの蝶番の調整・交換・リフォームの方法
「ドアの開閉時に異音がする」
「扉がぐらつく」
上記のような症状は、ドアの蝶番の不調が原因かもしれません。
蝶番を確認して、不具合が見られるのであれば調整や交換をしてみましょう。
そこで本記事では、蝶番の調整方法や交換方法について解説します。
DIYでできる方法も解説しますので、参考にしてください。
目次
ドア蝶番の種類
蝶番を調整・交換する前に、現在の蝶番がどのようなタイプか確認しておきましょう。
素材や形状など、ドアによって異なりますので、以下を確認してください。
素材種類
蝶番の素材は、大きく「金属製」「プラスチック製」に分けられます。
それぞれを細かく分けていくと、以下のようになります。
- 金属製:ステンレス・銅・スチール・チタン など
- プラスチック:アクリル・スチロール樹脂・ポリカーボネート など
金属製は主にグレー、金色、黒などに着色されており、プラスチック製は透明性があるのが特徴です。
形状種類
一重に蝶番といっても、さまざまな種類があります。
一般的には、以下の種類の蝶番が使われています。
- 平蝶番
- 長蝶番
- 旗蝶番
- 抜き差し蝶番
- スプリング蝶番
- アングル蝶番
- スライド蝶番
一昔前は、平蝶番が主に使用されていましたが、昨今ではドアによって蝶番の種類が異なるケースが多い傾向にあります。
蝶番の調整方法
蝶番の調整方法を解説します。
ドライバーがあれば調整できるので、ご自宅で気になるドアがあれば自身でおこなってみてください。
以下で、症状別の調整方法について解説します。
- 上部や床にドアが当たる場合…ドア下部についている蝶番の「上下調整ネジ」を調整。時計回りに回すとドアが上がり、反時計回りに回すと下がります。
- 扉の角やドアノブ周辺が枠に当たる場合…固定ネジをゆるめて調整ネジで左右の調整をおこないます。
- 前後に隙間がある場合…下部に隙間があれば下部の蝶番、上部に隙間があれば上部の蝶番を調整します。
それぞれ実際にネジを回した後、ドアを開閉して確認してください。
DIYで蝶番を交換する方法
蝶番を調整してもドアの不具合が改善しない場合は、蝶番ごと交換してみましょう。
蝶番の交換は、DIYでも可能です。
以下で交換の流れを解説していきますので、ぜひご自宅で実践してみてください。
蝶番交換に必要な道具
蝶番交換をする際は、以下の道具を揃えておきましょう。
- ドライバー
- カッターナイフ
- 補修用の埋木(割りばし等)
- 木槌または金槌
- キリ
- 木工用ボンド
- 紙やすり
- マットの緩衝材やブルーシートなど床や壁を保護するもの
- プライヤー
- ニッパー
- 防錆潤滑剤
すべてホームセンターなどで購入できます。
物によっては100円ショップでも購入できますので、あらかじめ揃えておきましょう。
蝶番をDIYで交換する手順
蝶番の交換方法は、以下の手順でおこなってください。
ある程度のDIYの知識や経験が必要なので、不得意な人は無理で自分だけでおこなわずに、得意な人に手伝ってもらいましょう。
- 緩衝材を敷く
- 蝶番キャップを上にずらし、ドアを押し上げる
- 蝶番を外して、ドアを外す
- 古い蝶番を外す
- ネジ穴に補修用の埋め木を入れて接着剤で固定
- 新しい蝶番の取り付け
- ドアの取り付け
- 蝶番の調整
上記の方法で蝶番を交換できます。
もし交換作業に不安がある場合は、専門の業者に依頼しましょう。
専門会社に蝶番の交換を依頼した場合の費用目安
専門会社に蝶番の交換を依頼したい場合の費用は、決して安い価格ではありません。
ドアの種類によっても異なりますが、大まかな費用は以下のとおりです。
- 室内ドアの蝶番交換…30,000円~50,000円
- 玄関ドアの蝶番交換…40,000円~60,000円
もし蝶番交換の費用が高く感じる場合は、自身での交換を試してみてください。
蝶番に不具合を感じたら
蝶番に不具合を感じたら、DIYによる交換を試してみましょう。
もし自身での交換が難しいと感じたら、専門の業者への依頼も検討してください。
ただ、「せっかくならリフォームしたい」と考えるなら、自動ドアにするのも一つの手です。
弊社では開き戸を自動ドアにする「スイングドアオペレーター」を取り扱っています。
今の開き戸にそのまま取り付け可能ですので、大規模な工事は必要ありません。
耐久性もあるので、一度つければほとんどメンテナンスは不要です。
家のドアの調整と合わせて、ぜひ自動ドアへの変更も検討してみてください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。
また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。