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車いすでの外出を快適で安全に行うためのガイド

車いすでの外出を快適で安全に行うためのガイド

車いすを使用している方にとって、外出は生活の質を向上させる重要な活動です。

しかし、適切な準備と知識がなければ、外出が困難になる場合があります。

この記事では、車いすでの外出を快適かつ安全に楽しむための方法について詳しく解説します。

 

車いすでの外出を快適にするためにバリアフリー状況を確認

車いすでの外出を快適にするためにバリアフリー状況を確認

車いすで外出する前に、目的地のバリアフリー状況を確認しておきましょう。

目的地の施設や経路にある段差、スロープ、エレベーターの有無などを調べておけば、移動の際のトラブルを最小限に抑えられます。

多くの施設では、ウェブサイトやパンフレットでバリアフリー情報を提供しています。

不明な場合は、事前に直接施設に問い合わせておきましょう。

 

車いすでの外出に適した移動手段を検討

車いすでの外出時に必要な準備

車いすでの外出時には、適切な移動手段を選択してください。

状況に応じて、公共交通機関や専門のサービスを利用すれば、安全かつ快適に目的地まで移動できます。

以下で「公共交通機関の利用方法」と「専門のサービス」について、解説します。

 

公共交通機関の利用方法

多くの公共交通機関では、車いす利用者向けのサービスや設備が整っています。

しかし、不十分な場合も考えられます。

そのため、電車やバスを利用する際は、事前に運行会社に連絡し、乗車の手順や必要な支援について確認しておくとよいでしょう。

また、駅や停留所のバリアフリー設備(エレベーター、スロープなど)の位置や利用可能時間も把握しておくと安心です。

 

車いす対応タクシーや福祉車両の利用

公共交通機関の利用が難しい場合や、より快適な移動を希望する場合は、車いす対応タクシーや福祉車両の利用を検討しましょう。

これらのサービスは、車いすのまま乗車できる専用の車両を使用し、乗降時のサポートも行ってくれます。

利用の際は、事前予約が必要な場合が多いので、余裕をもって手配しましょう。

 

車いすでの外出時に必要な準備

車いすでの外出時には、適切な準備をしておきましょう。

目的地や移動手段に応じて、必要なものを用意し、万全の状態で外出できるようにしてください。

万が一の場合に備えた準備も大切です。

以下で、必ず行っておくべき準備について解説します。

 

バリアフリーマップ

多くの自治体や団体は、バリアフリーマップを提供しています。

バリアフリーマップには、車いす対応のトイレ、スロープ、エレベーターの位置など、外出時に役立つ情報が記載されています。

スマートフォンのアプリやウェブサイトで利用できるバリアフリーマップもあるので、外出前にダウンロードしておくと便利です。

 

応急セットや必要な薬の準備

外出時には、予期せぬトラブルに備えて応急セットを用意しておきましょう。

絆創膏、消毒液、タオルなどの基本的な医療用品に加え、車いすの簡単な修理に必要な工具も用意しておくとよいでしょう。

また、定期的に服用している薬がある場合は、予定より長く外出することになっても困らないよう、余分に持参しておくと良いです。

 

車いすで外出する前に確認しておきたいこと

車いすで外出する前に確認しておきたいこと

快適で安全な外出のためには、出発前の確認が重要です。

車いすの状態や使用者の体調をチェックすることで、トラブルを未然に防ぎ、快適な外出ができます。

以下では、チェックする内容について解説しますので、外出前に必ず確認しておいてください。

 

車いすの状態

外出前には、車いすの状態を入念にチェックしましょう。

タイヤの空気圧、ブレーキの効き具合、フレームの緩みなどを確認し、必要に応じてメンテナンスを行ってください。

また、バッテリー駆動の電動車いすを使用している場合は、充電状態を確認し、予備のバッテリーを携帯しましょう。

もし車いすに不具合がある場合は、外出は次の機会にしてください。

 

車いす使用者と介助者の体調

外出を楽しむためには、車いす使用者と介助者の体調管理も重要です。

体調不良や疲労がある場合は、外出計画を見直した方が良いでしょう。

また、長時間の外出を予定している場合は、適度な休憩時間を設けるなど、無理のないスケジュールを組んでください。

外出中も互いの体調に気を配り、必要に応じて柔軟に変更できるようにしておきましょう。

 

車いす利用者の外出をより快適にするために

車いす利用者の外出をより快適にするために

今回は、車いすでの外出方法について解説しました。

本記事を参考に、外出する際は入念な準備を行っておきましょう。

しかし、車いす利用者が外出する際の困難は、家を出た後だけではありません。

家を出るとき、玄関を出るときも車いす利用者はとても困難です。

とくに介助者がいない場合、一人でドアを開閉するのは大きな負担になってしまいます。

そのため、玄関ドアの自動ドア化も検討してみてください。

弊社では、既存のドアに後付けで自動ドア化できる「スイングドアオペレーター」を取り扱っています。

身体に障害をもつ方からの需要が多いため、車いす利用者の方にもおすすめです。

詳しくは、以下のページも参考にしてください。

https://personal.autodoor.jp/

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

 

弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。

電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。

また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。

当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。

ご相談はコチラから

 

こちらの記事も参考にしてください。

 

 

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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