自動ドアは体重で反応する?現代の自動ドアの仕組みは?
お店の自動ドアを利用する際、ドアの前でジャンプをした経験はありませんか?
とくに、小柄な方やお子様は、体重が軽いせいで自動ドアが反応しないと考えているのではないでしょうか。
結論から言えば、現在体重で反応する自動ドアはほとんどありません。
そこで今回は、昔の自動ドアと現代の自動ドアの違いを解説します。
目次
体重感知の自動ドアがなくなった理由
現在、重さで開閉する自動ドアは、ほぼありません。
お店に設置されている自動ドアは、ほとんどセンサー式です。
ただ、過去には重さで開閉する自動ドアがありました。
現在ほぼなくなってしまったのは、体重式の自動ドアでは事故が起こりやすいためです。
体重で感知する自動ドアは、軽い人を検知しにくいため、ドアに挟まれてしまう事故がありました。
大人の後を追って子どもが入って行っても、子どもの体重を自動ドアが検知せず、そのまま閉まってしまうのです。
このようなことから、現在体重式の自動ドアはほぼなくなっています。
ドアの前でジャンプは無意味ではない
重さで感知しないのであれば、ドアの前でジャンプするのは意味がないように思えますよね。
しかし、意味がないとは言い切れません。
センサー式の自動ドアは、人の動きを感知して開閉する仕組みです。
つまり、自動ドアの前でジャンプすることは、センサーに感知してもらいやすく動いていることとも言えます。
自動ドアが開かないときにジャンプすることは、現在でも「間違い」とは言い切れません。
現在の自動ドアの仕組み
現在の自動ドアは、主に2つの種類があります。
- センサー式
- タッチ式
お店に設置されている自動ドアで、よく見るものではないでしょうか。
以下でそれぞれの自動ドアの特徴を、具体的に解説します。
センサー式
センサー式は、センサーで人を感知して開閉する仕組みです。
物や人が自動ドアに近づくと、ドアが開閉します。
このセンサー式は、事故防止のため、起動検出範囲が定められていることも特徴です。
自動ドアにギリギリ近づいてからでは、ドアに衝突する可能性があるため、起動検出範囲は、基本的に幅方向で左右150mm以上、進行方向でドア中心より1000mm以上と定められています。
体重式自動ドアのように、検知されず開かないということが、起こりにくいです。
タッチ式
タッチ式自動ドアは、軽く触れてドアを開閉する仕組みです。
センサー式と同様、多くのお店に設置されています。
タッチしなければいけないため、体重式ドアのように、開かないということは起こりません。
また、センサーもときに感知しにくくなる場合がありますが、タッチ式であれば、タッチパネルに支障がない限りは、問題なく開きます。
関連記事
自動ドアが反応しないのは故障?反応しない原因とは?
自宅自動ドアはさらに便利!
お店に設置されている自動ドアとして、センサーやタッチ式を紹介しましたが、自宅に設置できる自動ドアはさらに便利になっています。
まず、施錠に関してですが、自宅に設置できる自動ドアは電気錠がメインとなっており、以下のようなものがあるのです。
- ポケットリモコンキー
- タッチキー
- カードキー
- スマホキー
これらにより、自宅の鍵を開けるという動作がなくなります。
従来のようにポケットやキーケースから鍵を探して開錠する……というような、面倒な動作は不要です。
さらに、リモコンの場合、鍵だけではなく、ドアの開閉もリモコンだけで行えます。
リモコンを使用することで確実に開閉を行えるので、お店の自動ドアよりも安心して使えるでしょう。
また、自宅の場合、多くの人が利用するものではありません。
お店で使用される自動ドアは、1日に数百人以上が出入りするため、劣化が早いです。
しかし、自宅のドアは、基本的に家族だけが出入りする部分なので、こまめなメンテナンスは必要ありません。
一度設置すれば、基本的にはメンテナンスの必要なく作動します。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
当社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
電話での相談はもちろん、補助金に関することもお気軽にご相談ください。
また、 2021年5月現在、コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。