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自動ドア(開き戸)で気を付けるべき事故|主なパターン5つ

自動ドア(開き戸)で気を付けるべき事故

自動ドアはとても便利なものですが、ときには事故の元になります。

とくに小さいお子様や高齢者の方は、注意が必要です。

基本的には、事故を起こさないために、安全基準が定められていますが、自動ドアを利用する方も気を付けなければいけません。

そこで今回は、自動ドアによる事故の傾向や対策を解説します。

 

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自動ドアって安全?JADA(全国自動ドア協会)が定める自動ドア安全基準を解説

 

自動ドア事故の主なパターン

自動ドア事故の主なパターン

自動ドアの事故は主に、衝突事故が多いです。

勢いよくぶつかってしまったり、挟まれてしまうなど、いくつかの傾向が見られます。

主なパターンは5つです。

  • 駆け込みによる衝突
  • 戸袋への衝突
  • 立ち止まりによる挟まれ
  • 斜め侵入での衝突
  • 引き込まれ

それぞれどのような状況で発生してしまうか、以下で具体的に解説します。

 

駆け込みによる衝突

最も注意しなければいけないのが、駆け込みによる衝突です。

急いで店舗に入ろうとした場合に、衝突する可能性があります。

閉じかけてる自動ドアに向かって走ったり、開ききっていない自動ドアに向かって走ったりすると、衝突の危険性が高いです。

自動ドアの開閉速度は安全基準にのっとって定められており、急いで駆け込む人用には作られていません。

自動ドアに侵入する際は、「急がず慌てず」を重視しましょう。

 

戸袋への衝突

戸袋というのは、自動ドアが開いたときの収納部分です。

ただし、店舗の自動ドアの場合、実際に「収納」されているわけではありません。

そのため、自動ドアの戸袋付近で子どもが遊んでいると、衝突する可能性があります。

戸袋付近は危険なので、小さな子どもを近寄らせないようにしてください。

 

立ち止まりによる挟まれ

立ち止まりによる挟まれ

自動ドアの間で立ち止まっていると、挟まれる可能性があります。

店舗の場合、混雑時に動けず、自動ドア付近に立ち止まらなくてはいけないこともあるでしょう。

しかし、自動ドア付近での立ち止まりは、挟まれる危険性があるため注意しましょう。

基本的にセンサー式の自動ドアであれば、人がいるのを感知するため、挟まれる心配はありません。

自動ドアの種類によりますが、基本的には自動ドアの間で立ち止まらないようにしましょう。

 

斜め侵入での衝突

斜め侵入での衝突は、急いでいるときに起こりやすい事故です。

閉じ途中のドアに斜めに侵入し、自動ドアが開ききらないうちにぶつかってしまいます。

肩が軽く触れるような大きな事故にはなりませんが、あまりにも急いでいる場合は大きな事故へ発展する可能性もあるため、注意しなければいけません。

急がず慌てずを重視していれば起こらないことなので、無理に自動ドアへ侵入しないようにしましょう。

 

引き込まれ

引き込まれは、大きな事故に発展する可能性が高いです。

とくに小さな子どもがいる場合に注意しましょう。

引き込まれとは、自動ドアと自動ドア設置部に手を挟まれるような事故です。

子どもが自動ドアを触って遊んでいるときに、自動ドアが開閉することで、手を引き込まれてしまいます。

自動ドア周辺で子どもが遊んでいるときは、一度立ち止まってあげましょう。

また、親御さんは子どもを自動ドア付近で遊ばせないように注意してください。

 

自動ドアの利用は急がず慌てず

自動ドアの利用は急がず慌てず

自動ドアの事故は、主に不注意で起こってしまいます。

冷静に慌てず自動ドアを利用すれば、大きな事故に発展しません。

また、自動ドアには安全基準があり、開閉速度や感知センサーに関して規定があります。

安全基準により、ある程度の事故は防げるようになっていますが、それでも、すべての事故を防げるものではありません。

今回の例では、「駆け込みによる衝突」「戸袋への衝突」の場合、安全基準に則って自動ドアを設置しても、事故を防ぐことは難しいです。

駆け込む人に合わせて開閉速度を作ってしまえば、戸袋への衝突する可能性があがりますし、戸袋への衝突を考えてゆっくりにしてしまえば、駆け込む人にぶつかってしまいますよね。

このように、どうしても防げない事故もあるので、ある程度利用者の注意が必要です。

自動ドアを利用する方は、事故に発展しないように、気を付けて行動してください。

 

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こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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