後付け自動ドア設置の見積もりがバラバラになる理由
自動ドア設置に限らず、建設業界では依頼する会社によって見積もりがバラバラになります。
本記事では「依頼する会社による見積もりの差が何なのか?」について解説します。
昨今では後付け自動ドアを取り扱っている企業が多くなっているので、依頼先選びの参考にしていただければ幸いです。
目次
施工費用の違いは人件費
結論から言えば、業者によって施工費用が異なるのは、人件費の差が生まれているからです。
ここで「同じ施工内容なら業者が違っても1名と10名のように大きく人件費が変わることはないのではないか?」と考えるかもしれません。
もちろん、実際には作業人数が変わることはほとんどありません。
ただし、関わる業者の数が変わっているのです。
見積もりが高い業者は下請け業者が入っている可能性が高い
見積もりが高い業者と低い業者の大きな違いは、自社で施工をするか下請け業者が施工するかの違いです。
たとえば、実質30万円の施工があるとします。
その場合、以下2つの流れが考えられるのです。
- 施工30万円を自社のみで行う場合:お見積りはそのまま30万円
- 下請け業者が30万円で施工をする場合:元請け業者の利益になるように30万円に+料金
上記の「下請け業者が30万円で施工をする場合」に元請け業者がプラスでのせる料金については業者次第なので、目安はありません。
30万円に10万円をのせて40万円で見積もりをだすケースもあれば、30万円に30万円をのせて60万円で見積もりを出すケースも考えられます。
さらに、下請け業者が多くなればなるほど見積もりは高くなります。
例:二次下請け:30万円で見積もり→下請け:30万円にプラス10万円をのせて合計40万円で見積もり→元請け:40万円にプラスで10万円をのせて見積もり
後付け自動ドア設置で選ぶべき施工会社
後付け自動ドア設置で選ぶべき施工会社は、自社で施工まですべてを行ってくれる会社です。
自社で設置までを行う業者であれば、中間マージンが発生せず、料金を抑えた施工ができます。
自社の利益を調整すれば良いだけなので、柔軟な対応も可能です。
しかし、注意しなければいけない点もあります。
安すぎる施工会社に注意
上記の説明だけを見ると「安い業者はきっと自社でやってくれているんだろう」と思ってしまうかもしれませんが、決して安ければ良いわけではありません。
なかには安い金額で下請け業者にまわしている場合もあります。
このような安すぎる費用で下請けにまわしている業者は、人件費を少なくしていたり作業工程を少なくしていたりする可能性があるので注意してください。
結果的に後々何かしらのトラブルに繋がる可能性があるので、「安い」だけでは決めないでください。
見積もりで内訳を確認
施工業者選びで失敗しないためには、見積もりの内訳を確認することが大事です。
見積もりに人件費が多くのっていたりする場合は、下請け業者が入っている可能性があります。
また、優良な業者であれば、質問せずとも細かく内訳について説明してくれます。
- 下請けが入っているならどのような下請け業者が入っているのか?
- 自社で行っているからこれだけ安くできる
などの説明をしてくれる業者であれば、安心して依頼して良いでしょう。
後付け自動ドア設置のご相談は弊社まで
弊社は、できる限りお客様の負担にならない適正な金額でお見積り・提案いたします。
「どのような場所・どんな機器・どんなオプション」を付けた場合に、どのくらいの差があるのかもお伝えしますので、お気軽にご相談ください。
施工においても、基本的には(あまりにも遠方でない限り)自社で行いますので、ご安心ください。
もし他社のお見積りで不安点や高いと感じた場合にも、まず一度ご相談いただければ幸いです。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
開き戸の自動ドア化に関して不明な点などがございましたら、お気軽にお問合せください。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。