コラム

レストラン自動配膳ロボットの課題を解決

レストラン自動配膳ロボットの課題を解決

昨今のレストランでは、自動配膳ロボが主流になってきました。

飲食店側としても、人員不足を補う大きな役目になっているでしょう。

しかし、自動配膳ロボには、まだ課題があります。

今回は、自動配膳ロボの紹介や、自動配膳ロボの課題について解説していくので、これから自動配膳ロボットの導入を考えている飲食店から現在導入している飲食店まで、ぜひ参考にしてください。

 

主な自動配膳ロボ3種類

主な自動配膳ロボ3種類

2022年現在、主要機種の自動配膳ロボは3種類あります。

  • PEANUT
  • Servi
  • BellaBot

それぞれの機種によって特徴が異なるので、これから自動配膳ロボの導入を検討している飲食店は、ぜひ参考にしてください。

 

会話も可能な「PEANUT」

PEANUTは、中国の「KEENON」が開発した、AI搭載型自動配膳ロボです。

これまでのロボットは、床面のマーキングを移動する仕組みでしたが、PEANUTは天井のラベルを認識して移動を行います。

複数台で移動する際は、搭載されているAIがお互いの位置を把握し、最適なルートで安全に移動可能。

現在では、世界各国で1万台以上も稼働している自動配膳ロボットです。

  • 連続稼働時間…10時間
  • トレイの耐荷重…10kg
  • 通路幅…70cm以上
  • 販売価格…約150~250万円

 

ルートを記憶して移動する「Servi」

Serviは、ソフトバンクロボティクスと米Bear Roboticsで共同開発された自動配膳ロボットです。

大きな特徴は、マーカーを敷く必要がない点。

3時間ほどの稼働で、自動的にルートを記憶して移動するようになります。

また、他社とは異なり月額制で提供しているため、初期費用を安く抑えられます。

  • 連続稼働時間…12時間
  • トレイの耐荷重…全体で30kg
  • 通路幅…60cm以上
  • 月額価格…99,800円

 

親しみのある可愛いネコ型「BellaBot」

自動配膳ロボットのなかで、もっとも親しみの湧く可愛いデザインなのが「BellaBot」です。

BellaBotは、中国のPudu Roboticsが開発しました。

ディスプレイの形がネコ型で可愛らしく、ロボットならではの無骨さを見事に消しました。

頭をなでたり耳に触れたりすると喜ぶ表情も見せてくれるため、ファミリー向け飲食店におすすめの自動配膳ロボットと言えます。

  • 連続稼働時間…13時間
  • トレイ耐荷重…各10kg
  • 通路幅…80cm以上
  • 販売価格…非公開

 

自動配膳ロボットの一つの課題

自動配膳ロボットの一つの課題

自動配膳ロボットには、一つだけ決定的な課題があります。

「ドアの開閉ができない」点です。

移動方法については、年々グレードアップしており、Serviのようにマーカーなしでも移動できる自動配膳ロボットが多くなってきました。

しかし、いずれの自動配膳ロボットも、自走でドアを開閉し、厨房に出入りすることはできません。

結果的に、ドアをオープンにするかドアを開けたり閉めたりするなどの手間が生じてしまいます。

この課題さえ解決できれば、飲食店側の利便性は、より高まるのではないでしょうか。

 

自動配膳ロボと合わせた自動ドアの導入

自動配膳ロボットを導入するのであれば、ロボットと合わせて自動ドアの導入をおすすめします。

厨房とフロアの間が自動ドアであれば、ロボットの出入りが可能になります。

自動ドアと言っても、一から自動ドアを取り付ける必要はありません。

弊社の「スイングドアオペレーター」であれば、既存の開き扉に、後付けで設置可能です。

ドアを丸ごと自動ドアにする必要がないので、費用も安く抑えられます。

ぜひ、自動配膳ロボットを導入する際は、スイングドアオペレーターも合わせてご検討ください。

 

飲食店の自動化をもっと効率的に

飲食店の自動化をもっと効率的に

昨今の飲食店の業務は、数年前と比べれば、非常に効率的になりました。

今では、注文のタッチパネルやお会計の自動システムなどが当たり前のように導入されています。

さらに、自動配膳ロボットの登場で、今後はより効率的になっていくでしょう。

ぜひ、自動ロボットやシステムを導入していない飲食店も、最新機器の導入を検討してみてください。

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

 

弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。

開き戸の自動ドア化に関して不明な点などがございましたら、お気軽にお問合せください。

ご相談はコチラから

 

こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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