バリアフリーの普及率を調査|住居に簡単導入できるバリアフリー設備とは
近年バリアフリー住宅は注目されています。
しかし、実際にバリアフリーがどれほど普及しているのかは、知らない人が多いでしょう。
そこで今回は、バリアフリーの普及率について調べてみました。
まだバリアフリー化を導入していない住居は、ぜひ参考にして、バリアフリー導入を検討してみてください。
目次
住宅のバリアフリー普及率は少ない現状
総務省が2020年に発表したデータ「平成30年住宅・土地統計調査」によると、65歳以上の世帯のいるバリアフリー化住宅に居住している人は42.4%でした。
ただし、42.4%とう数字は「一定のバリアフリー化率」です。
高度のバリアフリー化住宅に居住されている高齢者は一気に下がり、8.8%となっています。
過去の調査と比べると、バリアフリー化率は上昇しているものの、決して高い数字ではありません。
バリアフリー整備別導入率
以下では、バリアフリーの設備別導入率を紹介します。
バリアフリーと一重に言っても、整備はさまざまです。
主なものでは、手すりやスロープのイメージでしょう。
以下のデータは、2019年に総務省が発表したデータです(2019年)。
- 高齢者などのための設備……50.9%
- 手すり……41.8%
- 段差のない屋内……20.9%
- またぎやすい高さの浴槽……18.8%
- 廊下など車椅子で通行可能な幅……15.5%
- 道路から玄関まで車椅子で通行可能……12.0%
項目別に見ると、多くの設備は手すりなどで、他のバリアフリー設備の導入率は少ないです。
2013年に発表されたデータと比較すると「高齢者などのための設備」と「手すり」以外に関しての導入率は下がっています。
障がい者における駅のバリアフリー対策
障がい者に対する駅のバリアフリー対策についても、国道交通省のデータで発表されています。
以下は、1日あたりの利用者数が平均3,000人以上の駅におけるデータです(2018年)。
- バリアフリールートが1つはある……89.3%
- 視覚障害者誘導用ブロックの設置……94.3%
- 障がい者用トイレの設置……85.2%
- 案内設備……70.4%
- 障害者対応型券売機……86.5%
- 拡幅改札口……95.7%
鉄道におけるバリアフリー対策は、住居のバリアフリーと比べて進んでいます。
2018年時点で上記のデータなので、2022年現在ではさらに設置されていると考えられるでしょう。
住居のバリアフリー設備はどこから
住居のバリアフリー設備の多くは、手すりの設置から始める人が多いです。
なぜなら、手すりはバリアフリー設備のなかでも、比較的安い金額で設置できるためだと考えられます。
廊下の幅やスロープを導入する際は、大規模な工事が発生してしまうため、導入する人は少ないです。
新築の注文住宅であれば良いですが、現在の住居に設置するのは、ハードルが高いでしょう。
現在の住居に取り付け可能なバリアフリーとして自動ドア化をおすすめ
現在の住居にバリアフリー設備を導入するなら、玄関ドアの自動ドア化を検討してみてください。
玄関ドアは重量があり、高齢者や身体に障害のある方一人では、開閉だけでも負担がかかります。
また、弊社で取り扱っている「スイングドアオペレーター」は、大規模な工事の必要がなく、現在のドアに後付け設置可能な装置です。
工事も1日で終わるので、これからバリアフリー対策を進めていきたいご家庭におすすめします。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポート致します。
電話・メールでのご相談から、バーチャル店舗からのチャット相談も可能です。
また、ご家族に身体の不自由な方がいれば、補助金申請できる場合があります。
補助金の相談に関しても、お気軽にご相談ください。
また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。