コラム

在宅介護のリアルな“あるある”と、少しだけラクになる工夫

在宅介護は、身近な場所で行うからこそ、見落とされがちな苦労や気づかれにくいストレスがたくさんあります。

日々の小さな「あるある」が積み重なると、心身の負担は大きくなりがちです。

この記事では、在宅介護のリアルな「あるある」エピソードと、その負担を軽くするためのちょっとした工夫をご紹介します。

 

思わずうなずく!在宅介護の「あるある」エピソード

歩行介助の基本的な方法

在宅介護に携わっていると、「これ、自分だけじゃなかったんだ」と思える瞬間があります。

毎日繰り返される出来事の中には、介護者が共通して経験する“あるある”がたくさんあります。

ここでは、そんなリアルなエピソードを3つご紹介します。

 

呼ばれるたびに家中を行ったり来たり

介護中は、食事やトイレ、水分補給、室温の調整など、さまざまな用件で何度も呼ばれます。

そのたびに家中を移動し、ようやく別の作業に取りかかろうとした矢先に、また呼び出しがある…というのは、在宅介護の定番ともいえる光景です。

効率よく動こうと計画しても、本人のペースに合わせなければならないため、思うようにいかない場面が多くあります。

 

外出や通院がイベントレベルの大仕事

通院やデイサービスの送り迎えなど、外出を伴う介助は予想以上にハードです。

服の着替え、トイレ誘導、荷物の準備、車椅子の用意、そして玄関の出入りまで、すべてに手間がかかります。

介護者にとっては“出かけるだけ”なのに、準備に1時間以上かかることも珍しくなく、1回の外出がその日の体力と気力を使い果たすほどの大仕事になることもあります。

 

介護スペースが生活空間を圧迫していく

ベッドやポータブルトイレ、歩行器、車椅子など、介護に必要な道具が徐々に増えると、リビングや廊下のスペースがどんどん狭くなっていきます。

もともとは家族団らんの場だった部屋が、いつの間にか介護用スペースになり、くつろげる空間が減っていくことにストレスを感じる方も多いです。

生活空間が変わっていくことは、気づかぬうちに心の圧迫感にもつながります。

 

小さな工夫で、在宅介護はもっとラクになる

在宅介護は「すべてを完璧にやろう」とすると、続けるのがどんどん難しくなってしまいます。

大きな改革をしなくても、少しの工夫やアイデアで負担をぐっと軽減できます。

ここでは、すぐに取り入れられる見直しポイントを紹介します。

 

声の届き方・生活導線を見直す

何度も呼ばれて家中を行き来する負担を減らすために、インターホンや室内チャイムの設置が効果的です。

寝室からリビングまでの導線に障害物が多ければ、家具の配置を見直すだけでも移動が楽になります。

本人の声が届きやすくなり、動きやすい環境が整えば、介護者のストレスも軽減されます。

 

福祉用具・住宅設備の力を借りる

介護ベッドやポータブルトイレ、スロープや手すりなど、福祉用具の導入は身体的な負担を大きく減らします。

自宅の構造や介護の状況に応じて、必要な器具を選ぶことが大切です。

「まだ早い」と遠慮せず、必要な時期にしっかり取り入れることが、無理のない介護の第一歩です。

 

玄関ドアを自動化するだけで負担が激減する

外出や通院時に毎回重い玄関ドアを開けるのは、介護者にも被介護者にも大きな負担です。

後付けで設置できる「スイングドアオペレーター」などを導入すれば、片手がふさがっていても簡単に開閉できるようになります。

小さな動作が自動化されることで、外出のハードルが下がり、介護生活が格段にラクになります。

 

無理なく続けるために、頼れる工夫を味方にしよう

在宅介護では、日々の小さな「あるある」が積み重なり、やがて大きなストレスにつながっていきます。

だからこそ、住環境の見直しや設備の工夫、制度の活用などを通じて、“無理のない介護”を目指すことが大切です。

たとえば、玄関ドアの開閉という一つの動作を自動化するだけでも、外出の負担は大きく変わります。

システムクリエーションが提供する「スイングドアオペレーター」は、今あるドアに後付けで簡単に設置でき、介護する人・される人のどちらにもやさしい選択肢です。

毎日を少しでも楽に、そして前向きに過ごすために。小さな改善の積み重ねが、介護を支える大きな力になります。

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

 

弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。

電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。

また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。

当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。

ご相談はコチラから

 

こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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