子どもが自動ドアを安全に利用するために教えておきたいこと
自動ドアは高齢者や障がい者だけでなく、小さな子どもでも快適に利用できる便利なドアです。
安全性には長けていますが、適切な通り方をしなければ、事故につながる恐れもあります。
そこで今回は、子どもが自動ドアを安全に利用するために教えておきたいこと、起こりうる事故について紹介します。
目次
自動ドアで起こりやすい子どもの事故
子どもが自動ドアで起こしてしまいやすい事故は主に以下の通りです。
- 駆け込み事故
- 挟まれ事故
- 引き込まれ事故
- 戸袋側の衝突事故
適切に乗って降りるだけでは、本来事故は起こりにくい自動ドア。
それでも起こってしまう事故について解説します。
駆け込み事故
子どもは好奇心旺盛で活発なので、両親や友人に追いつこうとして走り出すことがよくあります。
自動ドアは、子どもが追いつこうとしている間に閉まり始めることがあり、これが事故を招いてしまうのです。
また、子どもは体が小さく、大人が気付かないほど低い位置にいます。
そのため、大人がドアを通り抜けた後に、子どもが後から追いかけてくる場合、大人は子どもの存在に気付かずにドアが閉まってしまうのです。
挟まれ事故
挟まれ事故は、自動ドアの間で立ち止まることで起こります。
子どもたちはしばしば友達や家族と話をするために、ドアの間に立ち止まることがあります。
しかし、その間に自動ドアが閉まると、子どもがドアに挟まれる可能性があります。
特に子どもは周囲の危険をあまり認識していないため、ドアが閉まることに気づかず、事故が発生する危険性が高まってしまうのです。
引き込まれ事故
引き込まれ事故は、子どもが自動ドアのガラス部分に触れているときに起こります。
子どもたちは興味を持ってさまざまなものに触れるため、ドアのガラス部分に手を触れていると、ドアと枠の間に指や手が引き込まれてしまう可能性があります。
特に自動ドアの動作が予測できない場合、子どもは危険を認識できず、事故が起こりやすくなってしまうのです。
戸袋側の衝突事故
子どもが自動ドアの戸袋付近で遊んでいるときに発生します。
子どもが戸袋付近で立ち止まっていると、別の歩行者がドアを開けて入ってくる際に、子どもがドアに衝突する可能性があります。
特に混雑した場所や人が多い場所では、事故が起こるリスクが高まってしまうのです。
自動ドアを子どもが安全に利用するために
自動ドアを子どもが安全に利用するためには以下のことを教えておきましょう。
- 駆けこまないこと
- 斜めに進入しないこと
- ドアの間に立ち止まらないこと
- 自動ドアのそばで遊ばないこと
自動ドアは基本的に安全性の高いものですが、事故が起こることもあります。
それぞれについて解説します。
駆けこまないこと
子どもたちは自動ドアに駆け込んで閉まるドアにぶつかることがあります。
開いているドアはすぐには閉まらないので、急いで走り込んだりしないようにしましょう。
ドアが開いてから通るのが安全です。
斜めに進入しないこと
自動ドアは正面からの通行を感知して開閉しますが、斜めから入ると感知されにくくなります。
無理に斜めから入ろうとすると、閉まりかけたドアにぶつかる危険があるのです。
自動ドアを利用するときは、必ず正面からまっすぐ通るようにしましょう。
ドアの間に立ち止まらないこと
開いた自動ドアの間で立ち止まったり座ったりすると、ドアが閉まってきて挟まれる恐れがあります。
他の人にも迷惑がかかるので、開いたドアの間では立ち止まらないように気をつけるようにしてください。
自動ドアのそばで遊ばないこと
自動ドアが閉まっているときに触って遊ぶと、急にドアが開いて子どもの手や腕が挟まれることがあります。
特にオートロック式やタッチスイッチ式の場合、他の人の操作で突然ドアが開くことがあるので、自動ドアに近づいて遊ばないようにしましょう。
自動ドアだけじゃない!家の開き戸事故
室内にはさまざまな危険が潜んでいるため、家庭内での開き戸の事故も注意が必要です。
たとえば、自宅の開き戸が突風で思い切り閉じると、指を挟んでしまう事故が頻繁に起こります。
最悪の場合、指が切断されることもあります。
多くの家庭では、玄関や室内に開き戸があります。
ドアクローザーで閉まる速度を調整できない場合や、指を挟み防止する装置が設置されていない場合、自動ドア以上に危険な状況が生じる危険性もあるのです。
家内の事故防止に自動ドアという選択肢
家の中を安全に保つために、自動ドアを導入してみませんか?
自動ドアを導入すれば、センサーが作動して指や子どもが挟まらないように自動的に停止します。
子どもの行動は予測がつかないことがありますが、自動ドアには安全装置が装備されているため、予期せぬトラブルを防ぐことができます。
安全な家庭環境を整えるために、自動ドアの導入を検討してみてください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
開き戸の自動ドア化に関して不明な点などがございましたら、お気軽にお問合せください。
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執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。