コラム

自動ドアのチャイムは必要?設置のメリットと選び方を解説

自動ドアは、手を使わずにスムーズな出入りができる便利な設備ですが、さらにその利便性や安全性を高める方法のひとつが「チャイム」の設置です。

来訪者の出入りを音で知らせることで、防犯や接客対応の面で大きな役割を果たします。

特に店舗や施設では、自動ドアにチャイムを連動させることで、スタッフが来客に気づきやすくなり、サービスの質向上にもつながります。

今回は、自動ドアとチャイムを組み合わせるメリットや設置時の注意点、チャイムの種類や選び方について解説します。

 

自動ドアにチャイムをつけるメリットとは?

自動ドアは開閉時に静かに動作するため、誰かが入ってきても気づかないことがあります。

そこにチャイムを連動させることで、音によって「人の出入り」が可視化されるようになります。

自動ドアにチャイムをつけるメリットは主に以下の2つが挙げられます。

  • 来客や出入りを把握しやすくなる
  • 防犯対策にもつながる

それぞれのメリットについて紹介します。

 

来客や出入りを把握しやすくなる

受付のない店舗やオフィス、スタッフが常に玄関を見ていない施設では、誰かが入ってきたことに気づかず、対応が遅れる場合があります。

自動ドアとチャイムを連動させておけば、ドアが開いたと同時に「ピンポン」などの音が鳴り、スタッフがすぐに対応できるようになります。

来客対応のスムーズさは、接客の質にも直結します。

 

防犯対策にもつながる

来訪者が入ってきた瞬間に音が鳴れば、スタッフの注意が向き、不審者への対応も早くなります。

特に夜間営業の店舗や少人数で運営している施設では、目の届かない場所からの出入りに気づけるチャイムは、防犯対策としても有効です。

来客が「見られている」「気づかれている」と認識すれば、不正行為の抑止にもつながります。

 

自動ドアに連動するチャイムの種類と特徴

自動ドアに取り付けるチャイムには、以下で紹介するような種類があり、用途や環境に応じて選べます。

  • シンプルな「来客通知型チャイム」
  • メロディ付きや多音対応のチャイム
  • 後付けも簡単な無線タイプ

それぞれの特徴を把握し、最適なタイプを選ぶことが重要です。

 

シンプルな「来客通知型チャイム」

もっとも基本的なタイプは、自動ドアのセンサーと連動して「来客があったことを知らせる音」を鳴らすものです。

音の種類は「ピンポン」「チーン」などシンプルなものが多く、音量や鳴動時間を調整できるモデルもあります。

家庭用から業務用まで幅広く展開されており、手軽に導入できるのが特徴です。

 

メロディ付きや多音対応のチャイム

来客に心地よい印象を与えたい場合や、異なる出入り口で別の音を設定したい場合には、複数のメロディを選べるチャイムが適しています。

たとえば、正面入り口と裏口で異なる音を鳴らせば、スタッフは音だけで来訪位置を把握できます。

医療機関やサロンなど、静かな空間にも自然に溶け込むデザインが豊富です。

 

後付けも簡単な無線タイプ

後から自動ドアにチャイムを取り付けたい場合は、無線タイプがおすすめです。

センサーと受信機がコードレスで接続できるため、配線工事が不要で、導入のハードルが低いのが魅力です。

自動ドアの既設環境に応じて、簡単にカスタマイズが可能です。

 

自動ドアとチャイムを連動させる設置のポイン

自動ドアの導入で利便性を向上

チャイムを効果的に活用するには、以下のポイントを意識しましょう。

  • センサーとチャイムの感度調整を行う
  • 音の大きさや設置場所も重要

単に「音が鳴ればよい」というわけではなく、環境や目的に応じた工夫を施すことで、最大限の効果を引き出せます。

それぞれについて解説します。

 

センサーとチャイムの感度調整を行う

感度が高すぎると、通行人が通っただけで音が鳴ってしまい、逆にストレスや混乱を招く場合があります。

逆に感度が低すぎると、本来知らせたい来客に反応しない場合もあるため、設置時にしっかりと調整を行いましょう。

開閉するタイミングでのみ反応するような設定にすることで、誤作動を防げます。

 

音の大きさや設置場所も重要

チャイムの音が大きすぎると不快に感じられ、小さすぎると気づきにくくなります。

静かな空間か、ざわざわした環境かによって音量を調整し、必要な範囲にだけ音が届くように設置することが望まれます。

音の方向性を意識したスピーカー配置も有効です。

 

自動ドアとチャイムの組み合わせでより安心・快適な空間へ

自動ドアとチャイムを連動させることで、出入りのたびにスタッフが気づける環境を整えられます。

店舗や施設では顧客サービスの質を高められ、自宅でも防犯や見守りのツールとして有効に活用できます。

たとえば、小さな子どもが外に出たことを音で知らせたい、離れた部屋でも来客に気づきたい、というニーズにも柔軟に対応可能です。

簡易型から高機能型までさまざまな選択肢があるため、用途に合わせて選べば安心と便利さが一度に手に入ります。

 

チャイム付きの自動ドアで見落とさない玄関管理を

団地で玄関ドアを交換するには?

自動ドアの便利さをさらに高める「チャイム」の導入は、住宅・店舗・施設すべてにおいて多くのメリットをもたらします。

来客対応の効率化、安心感の向上、そして防犯性の強化まで、幅広い用途に対応できるシステムです。

システムクリエーションでは、既存の自動ドアに対応したチャイムの導入相談や、「スイングドアオペレーター」との連動も可能です。

快適でスマートな出入口づくりを考えている方は、この機会にぜひチャイム付き自動ドアの導入をご検討ください。

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

 

弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。

電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。

また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。

当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。

ご相談はコチラから

 

こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

関連記事

自動ドアの設置費用・修理費用は?自宅に自動ドアを設置する場合は?
注文住宅におすすめしたい設備|自動ドアで差別化も!
続く新しい生活様式「新生活様式のコンビニ」から見る自動ドアの必要性
コラム一覧