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工場の設備改善ポイントは?どこから行うべき?

工場の設備改善ポイントは?どこから行うべき?

工場のDX化やIoT機器の導入などについて検討しているものの「何から始めれば良いのかわからない」といった悩みはありませんか?

これまで新しい設備や機器を導入してきていない工場にとっては、何事も手探りの状態であるため、何をするべきか迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで今回は、工場の設備改善ポイントについて解説します。

ぜひ記事を参考にして、できる部分から工場の設備改善を検討してみてください。

 

工場の設備改善を検討する際のポイント

工場の設備改善を検討する際のポイント

工場の設備改善を検討する際には、まず以下の3つを軸に考えてみましょう。

  • なぜ行うのか?を明確にする
  • 生産性を向上させる設備を検討する
  • 従業員の安全を確保できる設備を検討する

それぞれから考えていけば、どの設備を改善するべきかが見えてきます。

なぜ3つが重要なのかについて、以下で解説します。

 

なぜ行うのか?を明確にする

まずは、「なぜ設備改善をする必要があるのか?」について考えましょう。

DX推進やIoTが流行っているからといって、「なぜ」を考えずに導入しても意味がありません。

  • 機器やシステムを導入することでどのようなメリットがあるのか?
  • 今の環境に対してなぜ機器やシステムが必要なのか?

これらを明確にしなければ、ただ導入しただけになってしまいます。

 

生産性を向上させる設備を検討する

設備を改善するのであれば、生産性の向上を目指しましょう。

ただし「導入すれば生産性が向上する」と短絡的には考えないようにしてください。

具体的に「どのような変化が起きるために生産性が向上する」と理解していなければ、大きな向上は見込めません。

どのような設備が自社に合っているのかを検討して、最も生産性を高める設備を検討しましょう。

 

従業員の安全を確保できる設備を検討する

従業員の安全性の観点から設備を検討するのも良いでしょう。

工場は人手が重要なので、従業員の安全性を守る設備はとても大事です。

実際に工場でどのような事故やケガが多いのかヒアリングして、それらを防げるような設備を検討してください。

 

工場の設備改善は何から行うべき?

工場の設備改善は何から行うべき?

工場の設備改善を行う際は、次の流れで進めていくと良いです。

  1. 従業員の声を聴く
  2. できる部分から改善する

工場の生産性向上や利便性を高めるのであれば、上の立場の人だけで決めてしまっては意味がありません。

従業員の声を聴いた上で、最も適している設備の導入を検討しましょう。

以下で、それぞれのステップのポイントを解説します。

 

1.従業員の声を聴く

まずは、従業員の声を聴くところから始めましょう。

  • 従業員が何で困っているのか?
  • 従業員がどのような部分で不便性を感じているのか?
  • 従業員の中でよくあるケガや事故はあるか?

それぞれの意見を元に、導入する設備を検討してください。

従業員それぞれに声をかけて聞くのも良いですし、アンケートのようなものをとっても良いでしょう。

できるだけ多くの意見を集めることで、最も適した設備を選べます。

 

2.できる部分から改善する

いきなり大規模な設備を導入する必要はありません。

たとえば、自動化ロボットを導入した場合、改善効果は高いものの、準備期間が必要になり、実施するまでに時間がかかってしまいます。

大規模な工事が発生する場合、その期間は生産ラインがストップしてしまうので、デメリットに感じてしまうでしょう、

そのため、まずは小さな部分の改善から見直しを始めてください。

小さなところから改善して、コスト削減ができれば、予算に余裕を持たせた状態で大きな設備を導入できます。

 

工場設備の改善は見えるところから始めましょう

工場設備の改善は見えるところから始めましょう

工場設備の改善は、無理に大きな設備を導入する必要はありません。

まずは、見えるところ、わかりやすいところから始めていきましょう。

日常に潜む小さなストレスを軽減することが、生産性や安全性の向上に繋がります。

弊社では、開き扉を自動ドア化する「スイングドアオペレーター」を取り扱っています。

ドアの自動ドア化も工場内の日常の行動をスムーズにする一つの改善になるので、ぜひ導入を検討してみてください。

 

システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします

 

弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。

開き戸の自動ドア化に関して不明な点などがございましたら、お気軽にお問合せください。

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こちらの記事も参考にしてください。

執筆者:酒井 将之

代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。

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