断熱ドアにリフォームして、快適な暮らしを実現しよう
住まいのリフォームにはさまざまな種類がありますが、中でも「断熱性能」を向上させるリフォームは、住環境を大幅に改善し、エネルギーの節約にもつながります。
特に「ドアの断熱リフォーム」は、手軽に取り組むことができ、効果が高いリフォームの一つです。
この記事では、断熱リフォームの魅力やドアに焦点を当てたリフォームのポイントについて解説します。
目次
ドアを断熱リフォームする魅力
断熱リフォームの最大の目的は、外気の影響を受けにくくすることで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な住環境を作り出せることです。
日本の多くの住宅は、欧米と比べて断熱性能が低いと言われており、その結果として冬場の冷え込みや夏場の暑さに苦しむことが多いのが現状です。
そのため、断熱性能の低い家では、冷暖房の効率が悪くなり、結果的にエネルギー消費が増えてしまいます。
また、住宅における断熱リフォームでは、窓や壁の断熱がよく話題に上がりますが、実は「ドア」も重要な断熱ポイントです。
ドアは外気との境界にあり、そこから冷気や熱気が入り込むことで室温が大きく影響を受けます。
古い住宅や安価なドアの場合、断熱性能が低く、室内の温度が外気に左右されやすい状態です。
断熱性能の高いドアを導入すれば、外部からの冷気や熱気の侵入を防ぎ、室内の温度を安定させることができます。
特に、玄関ドアやテラスに面したドアは、家全体の断熱性能に大きな影響を与えるため、リフォームの際には注意が必要です。
リフォームする断熱ドアの種類と選び方
断熱ドアにはさまざまな種類があります。
選ぶ際には以下のポイントを押さえることが重要です。
- 断熱材を充填したタイプを選ぶ
- 複層ガラスを採用しているものを選ぶ
- 気密性の高いものを選ぶ
それぞれのポイントについて解説します。
断熱材を充填したタイプを選ぶ
断熱ドアに使用される主な材質には、アルミニウム、木材、スチール、樹脂などがあります。
断熱性能を重視する場合、樹脂や木材製のドアは特に効果が高いとされています。
一方で、アルミ製やスチール製のドアは強度が高いものの、断熱性能はやや劣るため、内部に断熱材を充填したタイプを選ぶと良いでしょう。
複層ガラスを採用しているものを選ぶ
ドアの一部にガラスが使用されている場合、複層ガラスを採用しているものを選ぶと断熱効果が期待できます。
複層ガラスは、2枚以上のガラスの間に空気層やガス層を設けることで、熱の伝わりを抑える仕組みです。
これにより、通常のガラスに比べて外気温の影響を大幅に軽減することができます。
気密性の高いものを選ぶ
断熱性能を最大限に活かすためには、気密性も重要な要素です。
ドアがしっかりと閉まることで隙間風を防ぎ、外気が室内に入り込むのを防ぎます。
ドア枠やドアの隙間に対する対策がしっかり施されているものを選ぶことが、快適な住まい作りに欠かせません。
断熱ドアのリフォーム方法
実際に断熱ドアをリフォームする場合、以下のような方法があります。
- 玄関ドアを交換する
- 内側のドアを断熱仕様にする
- ドアの隙間を埋める
断熱ドアにするためには、交換以外の方法もあります。
それぞれの方法について解説します。
玄関ドアを交換する
玄関は家の出入口であり、外気と直に接する部分です。
断熱性能の低いドアを使用していると、冬場には冷気が、夏場には熱気が玄関から流れ込み、家全体の室温を不安定にします。
玄関ドアを断熱性能の高いものに交換することで、冷暖房の効率が向上し、快適な室温を保つことができます。
交換作業自体は通常1日程度で完了することが多く、比較的短期間でのリフォームが可能です。
また、最近の断熱ドアはデザイン性にも優れており、家の外観をスタイリッシュに演出できる点も魅力の一つです。
内側のドアを断熱仕様にする
玄関だけでなく、室内と外部に接する他のドアも見直すことで、さらに断熱効果を高めることができます。
特に、テラスやバルコニーに通じるドアは、外気の影響を受けやすいため、断熱仕様に変更することで、居住空間全体の温度を安定させることが可能です。
ドアの隙間を埋める
新しいドアに交換しなくても、隙間を埋めるだけでも効果が期待できます。
ドアの周囲にできるわずかな隙間からでも冷気や熱気が流入するため、気密性を高める工夫が重要です。
具体的には、ドアの周囲に気密パッキンを取り付ける、ドアの下部にドラフトストッパーを設置するなどの対策があります。
ドアを断熱リフォームを成功させるためのポイント
断熱ドアリフォームを成功させるためには、信頼できる業者選びが重要です。
経験豊富な業者に相談し、自宅の断熱性能をしっかりと評価してもらった上で最適なリフォームプランを提案してもらいましょう。
また、補助金や助成金制度を利用することも検討してみてください。
日本政府や地方自治体は、エコリフォームに対して補助金を提供していることがあり、これを活用することでリフォーム費用を抑えることが可能です。
断熱ドアのリフォームをするなら自動ドアもオススメ
断熱リフォームは、快適な住まいを実現しながら、光熱費の削減や環境負荷の低減といった多くのメリットをもたらします。
ドアの断熱リフォームは比較的手軽に実施できるため、これからリフォームを検討している方にとっては非常に有効な選択肢です。
ドアのリフォームを検討しているのであれば、自動ドアの導入もおすすめです。
特に手が塞がっている時や高齢者、子供のいる家庭では、ドアの開閉がスムーズに行えるため、日常生活がより快適になります。
また、気密性や防犯性能が向上したモデルも多く、断熱リフォームの一環としても効果的です。
デザインやサイズの選択肢も豊富なので、自宅に合ったスタイルの自動ドアを選ぶことで、機能性と美観の両立が可能です。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。
また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。