物流ロボット導入の課題や注意すべきポイント
物流倉庫における作業は、ロボットの導入で大幅に負担が軽減します。
ロボットを導入すれば人手不足に悩む必要もなく、人件費を大幅にコストダウンできるでしょう。
しかし、ロボットの導入において課題や注意点もあります。
これからロボットの導入を検討しているのであれば、事前に課題解決方法を考えておきましょう。
目次
物流倉庫でロボットが行える作業内容
物流倉庫でロボットが行える作業は、主に以下の3つになります。
- 搬送・移動
- ピッキング
- 棚卸などの効率化
これまで手動で行っていた作業のほとんどは、ロボットが行ってくれます。
それぞれをロボット化すれば、確実に作業の効率は良くなるでしょう。
物流ロボット導入の課題と注意点
物流ロボットを導入するのは、多くのメリットがあります。
しかし、導入に合わせて以下の3つを考えておかなければいけません。
- 導入コスト
- ロボットに合わせた倉庫内環境
- システムとの連携
それぞれを事前に考えておかなければ、せっかくロボットを導入しても新たな手間や悩みが生じてしまいます。
以下で具体的に解説するので、解決策を考えておきましょう。
導入コスト
物流ロボットを導入するとなれば、当然導入のコストがかかります。
コストについては、どの部分をロボットに担ってもらうかによって異なりますが、数百~数千万円は考えておいた方が良いです。
また、導入コスト分をどの位の期間で回収できるかは、倉庫の規模や環境によって異なるため、一概には言えません。
そのため、導入前に自社で綿密に計算しておくことをおすすめします。
ロボットに合わせた倉庫内環境
ロボットを導入すれば、これまでの環境や業務フローを改善しなければいけないケースもあります。
とくに考えておかなければいけないのは、倉庫内環境です。
搬送や移動ロボットの場合は、レールや磁気テープを床に貼るなどしなければいけません。
そのためには、一度倉庫の作業を止めて、大規模な工事が必要になるケースもあります。
いざロボットを導入して「邪魔」になってしまったら本末転倒です。
倉庫内環境の期間も考えた上で、導入タイミングについてしっかり考えておきましょう。
システムとの連携
昨今では、倉庫内のシステムとしてWMSなどを導入しているケースが多いのではないでしょうか。
これらのシステムを導入している場合、ロボットとの連携ができるかどうかを確認しておきましょう。
既存のシステムと連携ができない場合、新しくシステムを入れ替えるなどの大きな手間がかかってしまいます。
検討しているロボットがどのようなシステムと連携できるのか、事前に確認しておきましょう。
物流倉庫のロボット導入は慎重に
物流倉庫のロボット導入は、予算や倉庫内環境を考えた上で、慎重に決めましょう。
ロボット導入で効率的になることは間違いありませんが、倉庫の規模によっては必ずしもメリットになるとは限りません。
ロボットの導入からシステムの入れ替え、倉庫内環境の改善まですべてを行った場合、数千万円の予算は必要になります。
今回の記事を参考にしながら、ロボット導入を慎重に、計画を立てて進めてください。
物流ロボットの倉庫内環境に自動ドアがおすすめ
弊社では、開きドアを自動ドア化する「スイングドアオペレーター」を取り扱っています。
ご家庭の玄関ドアなどへの取り付けも行っていますが、倉庫への設置も可能です。
ロボットにとって倉庫のドアは障害物になってしまいます。
1つの倉庫ではなく、いくつかの倉庫を行き来したりするような場合は、ぜひ自動ドアをおすすめします。
ロボットの導入と合わせて、自動ドア設置も検討してみてください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
電話での相談はもちろん、助成金に関することもお気軽にご相談ください。
また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。