【DX化の必要なし】倉庫作業効率化の設備を導入する前に改善するべきポイント
倉庫の効率化を高めるために、システムの導入やロボットの導入を考える企業も多いでしょう。
しかし、倉庫のDX化の前に行うべきことがあります。
DX化は多額の費用もかかるので、まずは今できる改善から行ってみてください。
本記事では、DX化せずに倉庫作業を効率化するポイントを解説します。
目次
5Sの徹底
まずは、基本的な5Sを徹底しましょう。
5Sとは、以下の5つの行動です。
- 整理
- 整頓
- 清掃
- 清潔
- しつけ
5Sを徹底しておけば「必要な商品が見つからない」「必要な道具が見つからない」などの小さな無駄を削減できます。
とくに倉庫作業では、整理整頓を優先して行ってください。
整理整頓を行うだけでも、1日で数十分、一カ月で数時間の業務短縮につながります。
作業導線の見直し
倉庫内作業では、入出庫作業や商品のピッキングなどで倉庫内を歩き回らなければいけません。
そのため、作業導線が適切に配置されていないと、無駄な時間が発生してしまいます。
倉庫レイアウト改善のステップについては、以下の記事で解説しているので、参考にしてください。
倉庫レイアウト改善のステップ
業務のマニュアル化
無駄な作業や人為的なミスを抑えるために、業務のマニュアル化を検討しましょう。
業務のマニュアル化を行っておけば、誰がいつ作業を行っても、均一の作業になります。
とくに、Aさんが作業をした場合は5分、Bさんが作業した場合は10分といったように、人によって作業時間が大きく変わる場合は、マニュアル化しておくべきです。
ピッキング方法の見直し
作業効率を高めるためには、ピッキング作業の見直しも行っておきましょう。
以下2種類のピッキング方法から最適な方を選ぶだけでも、業務の効率化につながります。
- トータルピッキング…まとめてピッキングを行い、あとでオーダーごとに仕分けをする方法
- シングルピッキング…オーダーごとにピッキングする方法
どりらが自社の業務に合っているかを考えて、ピッキング作業の効率化を図りましょう。
スタッフの確保
作業効率化のために、十分なスタッフの確保方法も考えておきましょう。
とくに、繁忙期などのタイミングで、どのように必要な人員を確保するのかは、事前に考えておかなければいけません。
自社のスタッフだけで足りない場合は、派遣やアウトソーシングといった方法も検討しましょう。
在庫数の管理
作業の効率化には、適切な在庫数の管理も重要です。
たとえば、在庫を多く保管してしまうと、その分倉庫内の作業がとられてしまいますし、倉庫作業の負担も大きくなります。
反対に、在庫が足りなくなると、急ぎで発注するなどの余計な手間が発生します。
在庫を適切に管理して、無駄な作業を増やさないように心がけましょ。
倉庫作業の効率化はDX化に頼りすぎない
昨今では、倉庫作業の効率化としてDX化とよく言われますが、DX化だけが効率化に繋がるわけではありません。
現状の作業の改善点を見つければ、システムなどを導入しなくても倉庫作業の効率化を図れます。
とにかく費用をかけてDX化を進めるのではなく、まずは現状の改善点を見つけて、効率化に取り組んでください。
倉庫作業の効率化はドアの改善もおすすめ
倉庫作業において、ドアの開閉も一つの無駄な手間ではないでしょうか。
さらに、荷物を持った状態でのドアの開閉は、事故にも繋がりやすいです。
そこで、ドアの自動ドア化を検討してみてはいかがでしょうか。
弊社では、開きドアを後付けで自動する装置を取り扱っています。
通常の開き戸ドアに取り付けつけるだけなので、大規模な工事を必要としません。
また、ドアの取替の必要もないので、安い費用で取付可能です。
ロボットを導入した際の導線確保にもなるので、ぜひ自動ドア化を検討してみてください。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
弊社システムクリエーションでは、開き戸の自動ドア導入に関して徹底サポートを心掛けています。
開き戸の自動ドア化に関して不明な点などがございましたら、お気軽にお問合せください。
こちらの記事も参考にしてください。
執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。