デイサービスの仕事が大変な3つの理由!現場を支える設備改善のヒント

介護の仕事の中でも、比較的軽度な利用者が多く集まるのが「デイサービス」です。
しかし、現場で働くスタッフの声には「思った以上に大変だった」という声も少なくありません。
この記事では、デイサービスの仕事内容を整理しながら、なぜ「大変」と言われるのか、その理由と対策について解説します。
目次
デイサービスの仕事とは?基本的な業務内容を解説
デイサービスは、要支援・要介護の高齢者が日中だけ通う通所介護施設です。
スタッフは、利用者の生活を支えるために多岐にわたる業務を担当します。
まず、朝の送迎業務から始まり、到着後はバイタルチェックや健康管理を行います。
その後、入浴介助・排泄介助・食事介助などの身体的ケアを提供する場面もあります。
さらに、レクリエーションの企画運営、リハビリの補助、利用者同士のコミュニケーションのサポートなども大切な役割です。
このように、表面上は「通うだけの施設」と見えますが、実際は多くの業務が複合的に絡み合っており、スタッフの役割も多様です。
デイサービスの仕事が「大変」と言われる3つの理由
デイサービスの現場は、「軽度な方の介護だから楽そう」と誤解されがちですが、実際にはハードな側面も多くあります。
ここでは、なぜ「大変」と感じるスタッフが多いのか、その主な理由を3つ解説します。
1. 限られた時間の中でやることが多い
デイサービスは日帰り施設のため、朝から夕方までの限られた時間の中で、すべての業務を終えなければなりません。
例えば、入浴・食事・レクリエーション・送迎のスケジュールが分刻みで設定されていることもあり、少しでも遅れると全体に影響が出ます。
特に、複数人の入浴介助やトイレ誘導を短時間で行う必要がある場面では、体力だけでなく時間管理のスキルも求められます。
2. 利用者のニーズが多様で対応力が必要
「元気な方ばかり」と思われがちなデイサービスですが、実際には認知症の方や、身体介助が必要な方も多くいます。
利用者ごとに体調・性格・過ごし方の好みが異なるため、全員に同じ対応では満足してもらえません。
スタッフは個別対応の柔軟さが求められ、特に認知症の方への対応には精神的な配慮が欠かせません。
声掛けひとつにも気を遣いながら接する必要があるのです。
3. 体力と気配りの両立が求められる
デイサービスでは、体を使う介助業務と、利用者とのコミュニケーションを同時に行う場面が多くあります。
たとえば、車椅子の移動やトイレ介助では腰への負担が大きくなる一方で、利用者の話にしっかり耳を傾ける心の余裕も求められます。
この「肉体的・精神的な両立」が、スタッフにとって大きな負担になることもあります。
気配りが得意な人ほど、自分の疲れに気づきにくくなりがちです。
大変な中でもやりがいを感じられる瞬間とは?
とはいえ、「デイサービスの仕事は大変だけど、やりがいがある」という声も多く聞かれます。
理由のひとつは、利用者との信頼関係が築けたときの喜びです。
たとえば、最初は不安そうにしていた利用者が、笑顔で「ありがとう」と言ってくれるようになる瞬間は、心から仕事の意義を実感できるものです。
また、リハビリの成果で自立支援が進んだり、日々のレクリエーションで笑顔が増えたりすると、自分の働きが人の役に立っていることを強く感じられます。
大変さを軽減する工夫も進んでいる
最近では、デイサービスの現場でもICTの導入や、業務効率化の工夫が進んでいます。
たとえば記録業務のデジタル化や、送迎管理システムの導入により、スタッフの負担を減らす取り組みが増えています。
また、施設内のバリアフリー化や自動ドアの設置も注目されています。
特に玄関の開閉作業は、利用者をサポートする際に両手が塞がっていると大きな負担になります。
自動ドアがあることで、送迎時の出入りがスムーズになり、安全性と業務効率の両方が向上します。
スイングドアオペレーターで介護の負担を軽減
デイサービスの仕事は、利用者一人ひとりの生活に寄り添う尊い仕事である一方、決して楽な仕事ではありません。
時間・体力・精神面のすべてにおいて高い柔軟性が求められます。
だからこそ、職場の設備や動線、介護者の働きやすさを考えた環境づくりが重要です。
たとえば、玄関ドアを自動化できる「スイングドアオペレーター」なら、後付けも簡単で、日々の移動や送迎時の負担を大きく軽減できます。
現場に必要なのは、小さな工夫の積み重ね。自動ドアの導入は、介護現場における働きやすさと安全性を支える大きな一歩になるはずです。
システムクリエーションでは開き戸自動ドア導入を徹底サポートします
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また、 コロナウィルスの影響により、実際に店舗まで行くのを躊躇ってしまう方もいるでしょう。
当社はオンライン対応していますので、実際にどんな仕上がりになるのか気になる場合は、オンラインでご説明します。
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執筆者:酒井 将之
代表の酒井です。 10年前にスイングドアオペレーターを知り、この自動ドアに感動しました。この自動ドアをたくさんの人に知らせたいと思い、独立しました。開き扉用の自動ドアの有効性や安全性を含むいろいろな性能について熟知していますので、弊社にご相談いただければ、お客様のご要望に合った使い方でより、コストパフォーマンスの優れたご提案ができると自負しております。ぜひ一度ご相談下さい。